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アヴェ・マリア(バッハ/グノー)チェロ2重奏



3年前の夏、バッハ/グノーのアヴェマリアのチェロ2重奏をアップしました。

当時は、多重録音に初挑戦で何度も試行錯誤しながらの録音でした。
あの演奏は伴奏が、本来の平均律クラヴィア集のプレリュードではなく
無伴奏チェロ組曲1番プレリュードで調性も元々のC durより4度低いGdurです。

前回のアヴェマリアをアップした時から、いつか本来の調性のアヴェマリアに
チャレンジしてみたいと思っていました。

しかし平均律クラヴィア集・プレリュードの
あの美しい16分音符の分散和音をピアノではなくチェロで軽やかに弾くのは
至難の技と思って半ば諦めていました。

そんな時、ネットで偶然、David Johnstone のアレンジを見つけました。
平均律クラヴィア集のプレリュードをチェロ伴奏とするチェロ2重奏版のアヴェマリアです。

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また、当時は無料で譜面をダウンロードできました(現在は有料のようです)。

この譜面では伴奏がずっと八分音符の分散和音になっており、それほど難易度は高くありません。

しかし、いざ、2番チェロを弾いてみると、分散和音の跳躍が大きく
ポジション移動が半端でありません。

一定のテンポでなかなかスムースに弾くことができません。

譜面では四分音符=120の指示がありましたが、
それでは流石に早すぎるので四分音符=60で録音してみました。

伴奏を聴きながら上を弾きますが何度弾いてもしっくり行きません。

ならば上のメロディーをまず自由に弾いてそれに伴奏をつけてみようと
思いたち旋律を録音しました。

その時の録音です。



写真:毘沙門沼(福島県)

しかし、旋律を聴きながら伴奏を付けるこの方法はやはり無理でした。
付点二分音符が多くテンポが微妙にずれているので、
何度やっても上の旋律に伴奏をうまく付けることができません。
旋律に伴奏を付ける方法は、すぐに挫折です。


とういうことで、もう一度「多重録音はまず細かい音符から録音」という原則に戻りました。
伴奏を録音し、それを聴きながら上を弾きました。

さらにテンポを落とし四分音符=57ぐらいで弾き、この伴奏に上を合わせたのが
今回の録音です。



音程がずれていたり、高い音で苦しそうに聞こえたり、とまだまだ課題は
沢山ありますが、現時点の記録としてアップします。

「大きく豊かな音を出したい時こそ、力まず力を抜いて弾くこと」といつも
師匠に言われていますが、未だにそれを実践できずにいます。



写真:鶴ヶ城(福島県会津若松市)






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by hideonoshogai | 2018-07-29 15:13 | 多重録音 | Comments(0)  

夕張メロンオケ2018

今年も夕張メロンオーケストラに参加してきました。

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財政破綻した夕張の皆さんを音楽で励まそうと2006年から始まったコンサートです。

これまで
2007年(ベートーベン:運命)、
2016年(カリンニコフ:交響曲1番)、
2017年(ドヴォルザーク:交響曲8番)に参加しました。

今年は、ブラームス2番がメインプロでした。
ブラームスの交響曲は、今まで一度も弾いたことがなく、
チェロは美味しいメロディが随所にあり、
参加申し込みが開始されると同時にエントリーしました。

今年はチェロは9名参加し、昨年より2名多かったです。

事前の練習は今年は昨年よりも沢山していったつもりですが、
今回もいざ弾き始めると弾けない箇所だらけでした。

譜読みの段階で、一見簡単そうに見え
それほど大変ではないだろうと思った箇所が
やはり最後まできちんと弾けなかったです。
これは今後の反省材料です。

7月16日(月・祝日)の午後の本番に向けて

7月14日(土)午後2時〜3時、午後4時〜午後6時
7月15日(日)午前9時〜12時、午後4時半〜午後6時
7月16日(月・祝日)午前9時半〜11時半

と、たった5回の練習だけで曲を仕上げていく菊池先生の指導はお見事の一言です。

7月14日の最初の音出しで、ブラームス2番の1楽章をいきなり通してしまい
「このオケは凄い!」と夕張メロンオケに集まったメンバーの底力を感じました。

また3日間の練習を通して、チェロトップのFさんには
とてもお世話になり感謝しています。
例えば、2楽章は#が5つで臨時記号も多く音程がイマイチ
はっきりしないところだらけでした。
正しい音がHかCかわからないなど、本当に基礎的な質問にも丁寧に答えてくださり、
ありがたかったです。

一昨日の演奏を録音しブラームスだけを編集してアップしたので
貼り付けます。



細かい箇所でやはり傷が沢山ありますが、
ブラームスらしい重厚感は漂っているような
気がします。

余談ですが、今回、夕張へは来年3月で廃線になる夕張支線経由で初めて鉄路で
入りました。

南千歳の次の追分で通過待ちで停車した際、全く列車が動き出す気配がなく30分近く停車していたのには驚きました。
実際には特急が1本しか通過していないのですから、通過待ちではなく何か他の理由による時間調整なのでしょう。



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また、夕張メロンも食べ放題で3日間熟したメロンを美味しくいただきました。

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by hideonoshogai | 2018-07-18 23:11 | 夕張メロンオケ | Comments(2)