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カテゴリ:音楽( 101 )

 

CD届く

先程、○野楽器から自宅へ電話があって
一昨日注文したCD
「Children's cello 」が届いたそうです。
これから帰りに、受け取っていきます。

今日はダブルポイントデーだから
このさいイッサーリスの無伴奏も買おうかな。

早ければ「La Foi 」の楽譜も今日とどているはず。
すごく楽しみです。

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さっそく、「Children's cello 」聞きました。

前半は、ほとんど無名な曲ばかりですが

ゆったりした曲

アップテンポの曲

やるせない曲

またまた軽快な舞曲という感じで

とてもバランスよく曲が並べられています。

ほとんどの曲にはタイトルがついていて
そのタイトルから曲がどんな感じか連想できるように
なっていて曲自体も1,2分と短い。

なんだか、ピアノのブルグミュラーの24の練習曲のチェロ版
というような感じすらうけます。

後半からは有名な曲がすこしずつ出てきます。

ゴルターマンの La Foi は全曲ききましたが
素晴らしいです。

チェロの曲には詳しいつもりでしたが
いままでまったく知りませんでした。

La Foi は、もっとアンコールなどで演奏されても良い曲ですね。

楽譜は残念ながら今日は届いていなくて
明日以降になります。

by hideonoshogai | 2007-08-08 18:23 | 音楽 | Comments(2)  

ブルネロの富士山での演奏

ブルネロの富士山での演奏の画像がアップされていました。

ご来光を拝みながらのAlone がこちら

日の出とともに演奏しています。
カメラのアングルが素晴らしいですね。

太陽からの2本の光のすじがブルネロを包んでいます。
なんて神秘的な光景でしょう。

鳥のさえずりがきこえるようですが
富士山の7合目に鳥が住んでいるのですね。

山頂でのバッハはこちらです。

無伴奏1番からはじまって
最後は5番サラバンドだったのですね。

富士山頂で神にささげる演奏

シャンパンで乾杯のあと
チェロ担いでスキーするとは
凄いです。

スキーで転倒なんかしたらチェロがどうにかなっちゃいますね。
スキーの腕も相当なものなのですね。

しかし、このバッハをま近で聞けた人たちは
幸運ですね。

by hideonoshogai | 2007-08-02 18:14 | 音楽 | Comments(2)  

Atterberg のcello concerto

今週の火曜日に山○楽器で、久々にCDを物色していたら
Atterberg Cello Concerto
なるCDを発見。

チェロのソロはモルク。
でもAtterberg なんていう作曲家は、まったく初めて聞く作曲家で
どんな曲か不安があったのですが、ソロが大好きなモルクなので思い切って買って聞いてみて驚きました。これは結構あたりでした。
Atterberg は1887年生まれ1974年没のスウェーデンの作曲なのですが
まったく前衛的な響きではなく、シベリウスとも少し異なるとても叙情的な
響きがするのです。歌わせるところはたっぷり歌わせ、激しいところは内面から感情が溢れるでてくるようなロマンティシズム。
チェロコンチェルトは3楽章からなり、古典的なソナタ形式で書かれていて
1楽章はアンダンテカンタービレ、アレグロ
2楽章はアダージョ
3楽章はアレグロ

冒頭のモルクのソロを聞いたときから、「あっ、これ、いいかも」
とにかくメロディーが長く表現豊かで艶やか。特に2楽章などすばらしいです。
まだ2回聞いただけですが
シベリウスともちょっとちがうけど、どこかジョン・ウィリアムスにも似ているところが
あるかなぁ。
でも、モルクのチェロはすごいなぁ。力強くて叙情的で。ソロがいいからすごくよい曲に聞こえるというところはあるかも知れない。

もう一曲はブラームスの弦楽6重奏の2番をAtterberg が弦楽オケに編曲したものが
はいっています。クリスチャン・ヤルビの指揮は全楽章とも早めのテンポで軽快な演奏。
これもオリジナルとはまた違った響きを楽しめます。

CDの詳細はここでみられますが、視聴はNAXOS会員でないと駄目みたいです。

by hideonoshogai | 2007-07-28 00:54 | 音楽 | Comments(15)  

当たるかな??

新聞にも広告がでていたので
もうすでにご存知の方もいらっしゃると思いますが

10月6日と10月8日に
京都でベルリンフィルのメンバーによるアンサンブル
チケットが抽選で6日:420組(840名)、8日:800組(1600名)にあたります。

今、ネットで申し込みました。
ハガキでも応募できるらしいので、
家族それぞれの名前で応募します。

6日と8日、どちらも魅力的なプログラム。

当たったら儲けもんですが、今までにこういうの
当たったためしがありません。

さあ、やっと金曜日。
明日、明後日はやっとチェロが弾けます。

8月1日(水)夜8時から47回目レッスン
予約しました。

by hideonoshogai | 2007-07-27 14:35 | 音楽 | Comments(2)  

ロストロポーヴィッチを偲ぶ会

今日午後6時半から
墨田トリフォニーで
ロストロポーヴィッチを偲ぶ会があります。

入場無料で誰でも参加できるので
行ってこようと思います。

彼の最初で最後の演奏会が今でも脳裏にやきついています。
本当に凄まじい指揮でした。

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偲ぶ会行ってきました。

会場の墨田トリフォニーには会場時間の10分前に到着しましたが、
もうすでに200人以上の行列ができていました。

6時5分に会場し、1階のフロアに着席すると
舞台中央の大きなスクリーンに、
にっこり微笑んだ在りし日のロストロポーヴィッチが映写されていました。

舞台中央にソリスト用のチェロ台があり
台上の椅子に花束が飾られ、椅子の下には
ロストロポーヴィッチが大好きだったウォッカ(SMIRNOFFというラベル)が。
この椅子にはスポットライトがあてられています。

6時30分 1階フロアが8割ぐらいうまりました。
入場したときからずっとBGMにオルガンの演奏がながれていました。
6時33分 新日フィル音楽監督のアルミンク入場。
6時35分 小沢征爾入場。
6時37分開会

式次第は

1開会
2在りし日のロストロポーヴィッチ(~映像でたどる~)
3献奏 チャイコフスキー弦楽セレナーデ 第3楽章
    指揮 小沢征爾
4黙祷
5ロストロポーヴィッチの思い出(小沢征爾)
6挨拶 ロストロポーヴィッチ氏の長女 オルガ・ロストロポーヴィッチ
7献花
8閉会

2在りし日のロストロポーヴィッチでは
  2002年のオーケストラキャラバン、1995年の小沢征爾60才祝賀演奏会、
阪神大震災後のバッハ無伴奏5番サラバンド、それにNHKで先日放送された
ドンキホーテの映像が10分ぐらいにまとめられていました。
  映像の中でロストロポーヴィッチがいろいろ音楽について語っていました。

  演奏するものは、演奏する時に作曲者の感情を再現することがもっとも
  大事だ。作曲したときにその作曲家が、悲しみを表現したかったのか
  楽しさを表現したかったのか。

  また、東北地方巡業のキャラバンでは若いオケのメンバーに対して
  音を出すときよりも音を出す前のほうが大事だ、どんな音を出したいのか
  どんな表現をしたいのか、音を出す前にそれを決めておかなきゃならない。

3献奏のゲンセレ3楽章は、ほんとに素晴らしかったです。
  小沢征爾の指揮もいつも以上にアクションが大きく
  オケのメンバーもそれに応えて入魂の演奏をしてくれました。会場のあちこちら
  すすり泣く声が聞こえてきました。
  
  静かにppで曲が終ると小沢征爾は1分ぐらい微動だにせずじっとしていました。
  そのあとに全員で黙祷。

6 ロストロポーヴィッチ氏の長女のオルガさんが、挨拶されました。
  中でも印象的だったのが
  「父は日本が大好きで、父の最期の演奏が昨年12月の日本だったのも、
  父が日本を心から愛していたから」
  それと「父は征爾と一緒に音楽という神に仕えていた」。
  最後に
  「父のことを忘れないでください。大変感謝しています。心からお礼申し上げます」と日本語   で挨拶がありました。

偲ぶ会に出かける前に先日放映されたロストロポーヴィッチの映像詩「ドンキホーテ」の
リハーサルと映像詩をずっと見ていました。
「自分は理想と夢を追い求めるドンキホーテ」
「たとえ、その夢が現実とかけ離れていても夢を追い続けて戦って逝く」
ロストロポーヴィッチはまさに彼が大好きな「ドンキホーテ」のように
音楽とともにその生涯を駆け抜けていったのです。  

by hideonoshogai | 2007-07-21 12:59 | 音楽 | Comments(0)  

7月16日宇都宮情報追加

↓で紹介した宇都宮チェロ協会主催の演奏会の曲目がわかりました。

ブランデンブルグ6番、ハイドン・チェロコン1番
ホルベルグ組曲以外にも

クレンゲルの讃歌、ピンクパンサー、八木節、オッフェンバックのボレロ
など実に多彩な内容です。

ゲストが古川展正さん、宮田大さん含め6名いらっしゃるのですが
宮田さんの芸大のチェロ仲間または桐朋のチェロ仲間なのでしょうか。
いずれにしてもプロが6人も加わって上記のプログラムは
結構楽しめそうですね。

で、何故、こんな豪華なメンバーが加わったチェロアンサンブル演奏会が
宇都宮で開催されるのか不思議だったのですが、宮田さんの経歴をみて納得しました。
宮田大さんって宇都宮のご出身だったんですね。
3歳からお父様にチェロを習われたのですから
私などからみれば本当に羨ましい家庭環境です。
お父様が現在は栃木チェロ協会に関与されているのだと思われます。

宮田大さんの演奏はまだ聞いたことがないのですが
是非、機会があったら一度聞いてみたいと思っています。
意外にも、チェロはイタリア・オールドではなくてフランス製の新作を使っておられるそうです。

by hideonoshogai | 2007-07-05 12:14 | 音楽 | Comments(0)  

ブルネロ富士山頂で演奏

最近、ときどき覗いている
「パブリートの音楽日記」によると

マリオ・ブルネロが6月にチェロを担いで
富士山に登り
夜明けとともに7合目で、そのあとは山頂で
チェロを弾いたのだそうです。

何を弾いたのか、大いに興味がありますね。
やはり無伴奏でしょうか。

それにしても、6月にブルネロが日本に富士登山に
きていたとは知りませんでした。

6月にブルネロのコンサートやリサイタルもなかったと思います。
ということは、富士山に登って
山頂でチェロを弾くためにわざわざ日本に来ていた、ってことですね。

パブリートさんが引用された
川名さんのブログはこちらです。
日の出をバックにしているブルネロの表情いいですね。
チェロのヘッドの形状が彼の愛器のシルエットなので
予備のチェロではなく、いつもの愛器をもって登ったのですね。

集合写真に注目。チェロケースが真っ赤です。
まるで、フェラーリのような赤。
ところで、イタリア製のチェロケースって市販されているのでしょうか?

by hideonoshogai | 2007-07-02 16:09 | 音楽 | Comments(4)  

新たな不安


日曜にメロンオケの演奏曲を練習しました。午前11時から正午までと午後3時半から5時半までの合計3時間です。

で正午から午後3時半まで何をしていたかというと


昼食を食べたあと、きっちり2時間爆睡していました。


普段も自分は午後の1時半から2時半ぐらいにどうしようもない睡魔に襲われます。
日曜に自宅で過ごしていると緊張感がまったくなくなるのでしょう。
もう食べ終わったら即眠る、というパターンがほぼ定着しています。

ある日曜の生活パターン

朝ご飯をたべる
眠くなって新聞よみながらソファーでうとうとする。
すこし眠ってからチェロの練習をする。
昼食を食べる。
凄い睡魔に襲われて熟睡する。
昼寝から覚めたらチェロの練習をする。
夕飯を食べる
あとかたづけのあと1時間散歩する
また眠くなるのでうとうとする。

↑のチェロの練習=おもちゃで遊ぶ、と置き換えると
まるで犬か幼児のような生活パターン。
とカミサンに話したらカミサンから↓の一言。

「犬は見ているだけで癒されるし
音あたりするような騒音はださないし
比較される犬の方が、可哀想。」

う~~ん、自分は犬以下ってことか。

で夕張メロンオケのスケジュールを改めてみてみると

7月14日(土)
14:30~16:00 公開フルオーケストラ練習1
16:00~16:30 夕張メロン食べ放題
17:00~18:30 公開フルオーケストラ練習2
18:30~20:00 夕食
20:00~21:30 公開フルオーケストラ練習3

7月15日(日)
7:30~9:00   朝食
9:00~10:30  公開フルオーケストラ練習4
10:30~12:00 公開フルオーケストラ練習5
12:00~13:30 昼食
14:00~15:00 無料コンサート1
15:00~15:30 夕張メロン食べ放題
16:00~17:30 自由時間
17:30~19:00 公開フルオーケストラ練習6
19:30~21:30 打ち上げ

7月16日(月)
7:30~9:00   朝食
9:00~10:30  公開フルオーケストラ練習7
10:30~12:00 公開フルオーケストラ練習8
12:00~13:30 昼食
14:00~15:00 無料コンサート2
15:30       解散千歳へバス出発

あらためて気づいたのが
昼食後に昼寝の時間などなくて
15日と16日とも本番の時間が、魔の時間帯、てこと。

自分が一番眠くなって集中力がなくなる時間帯に本番があるのです。
これはやばいです。
なんとか対策を考えないと。
昼食を抜いて本番に臨む、とかしないと駄目かも知れません。

今までも時々オケのトラで呼ばれることがあったのですが
開演時間がだいたい午後2時からだったりするんです。
で、そういうときにはお昼を食べないか
食べるにしても軽食で済ませるようにしています。
そうしないと、集中力がなくなります。

昼寝の時間は15日の16:00~17:30しかありません。
↑はかなりきついスケジュールですね。
これで夜アンサンブルでもやろうもんなら、本当に合宿状態です(笑)。

by hideonoshogai | 2007-06-26 16:25 | 音楽 | Comments(4)  

マリノ・フォルメンティのピアノリサイタル



昨夜はNBホールでマリノ・フォルメンティ(Marino Formenti)の
ピアノリサイタルを聞いて来ました。昨年秋にウィーンフィルのメンバーと
ピアノ四重奏の演奏会を聞いたのですが、そのときに彼がソロでモーツァルトの
ロンド・イ短調K511を弾きました。それが素晴らしい演奏だったので、
今回も彼の演奏をとても楽しみにしていました。

前半はドビュツシーの「映像第1集」(1905)「第2集」(1907)
後半は「展覧会の絵」という構成でした。

ドビュツシーの「映像」は、まったく初めて聞きましたが、
フォルメンティはp〜ppの響きと漂うような和音の表現がすごくうまく、とても美しい響きでした。
ドビュツシーの響きは独特で、古典派やロマン派を聞きなれた耳にはすこし特異に聞こえるかもしれません。

作曲されてから100年もたった現代において聞いてもそう感じるのですから、
当時のパリの聴衆にはどのように受け入れられたのだろう?などと思いをめぐらせながら聞いていました。

マーラーはドビュツシーとほぼ同時代に生きていた訳ですが、ドビュツシーに比べれば、まだマーラーの響きの方が自分にはうけいれやすいです。

後半の「展覧会の絵」は前半とはことなり、ほんとうに圧倒的な演奏でした。
「展覧会の絵」では、プロムナードのテーマが曲間に何度も繰り返されます。
毎回すこしずつ演奏スタイルが変わりますが、絵を眺め次の絵を眺めに歩いていく光景がおもいだされるようでした。

「カタコンブ」あたりから「キエフの大門」は圧巻でした。
タッチの鋭さ、すさまじい響きと和音、間合いの緊張感。

日本ではほとんど知られていないピアノストですが、海外では結構活躍しているようです。
今年5月にはウィーン音楽祭でヤナーチェクのピアノコンチェルトを演奏し
11月のルツエルン音楽祭でソロ・デビュー・コンサートを行うそうです。

N市の音楽愛好家が毎年秋にウィーンフィルのメンバーを呼んで演奏会を開催していますが、今回の演奏会もこのN市の音楽愛好家が中心になって企画したので、あまり宣伝がされなかったようです。
1400名収容できるホールに300名ぐらいしか入場者はいませんでしたが、フォルメンティは全然不機嫌そうな顔をみせず、かなりの気迫で演奏していました。前から2列目で聞いていましたが、演奏中の集中力凄かったです。
うなり声も結構すごかった。

アンコールは3曲
ショパンのワルツ
琵琶湖周遊の歌——これはフォルメンティが編曲したのでしょうがドビュッシー風でした。
最後がシューベルト?(シューベルトって聞こえたのですが)のノクターン(シューベルトにノクターンありましたっけ?)
どれもすばらしかったです。

すべて暗譜でひいていたのにも驚きました。
You Tube で彼の演奏している映像ないか検索しましたが
ありませんでした。

ただ1つだけ彼の姿が映っている映像がありました。
今年4月のサンフランシスコ・パフォーマンスにラン・ラン、
スーザン・グラハムらとともに招待されたそうですが
映像の18秒ぐらいで舞台に降りてきてピアの下にもぐりこみ
ガンガン修理しているのがフォルメンティです(笑)。
結構小柄で陽気そうなイタリア人です。




追記2009.6.8
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フォルメンティの一昨年4月のサンフランシスコでの演奏の映像がありました。

曲はKURTAG's GHOST。まったく初めて聞きますが
これは古典から現代までの作曲家のメロディを組み込んだ現代曲かな?
展覧会の絵の一部はこちらの3:40~5:50で
(不協和音が苦手な方は前半(~3:40まで)のブーレーズはとばしてください。)
スカルラッティはこちらの冒頭~3:40で聞くことができます。


この夜のリサイタルの批評はこちら



追記2009・6・25
2009年6月の来日コンサート印象記はこちら

by hideonoshogai | 2007-06-22 14:27 | 音楽 | Comments(4)  

久々の感動

6月11日にジョセフ・リンのヴァイオリン・リサイタルを墨田トリフォニーで
聞いて来ました。息子が仕事の関係で招待券を2枚もらい、息子の知人がだれもその夜
都合がつかず、一枚が無駄になるところを「親父、空いていたら行く?」ということで急遽聞けることになりました。

実は私もジョセフ・リンはまったく知らなかったのですが、ちょっと前に朝のBSハイビジョンで、バッハの無伴奏の演奏を聞いて、「これは結構いいんじゃないか?」と興味があったところだったのです。

まずは、バッハの無伴奏パルティータ3番、ホ長調から始まったのですが、
音が澄んでいてとても清らかで、かつ、勢いのある弾きっぷり。
G線の鳴りかたなどすごかったです。

弾くときに無駄な力がまったくはいっておらず、ボーイングテクニックも完璧。
とくにピアニッシモが美しくて、弱音が美しいので、なおさら、
ffの音がとても効果的に聞こえます。バッハの演奏はすごく自然な弾き方で
大きくテンポを揺らすようなことはないのですが、
聞かせどころをよく把握していてそういうところの弾き方が絶妙でした。

2曲目のイザイの無伴奏ソナタ2番は初めて聴きましたが、2楽章のミュートをつけた響きがものすごく美しくて、涙があふれてきました。バッハでは、まだ会場全体への響きを確かめながら弾いているという感じもあったのですが、イザイも後半になるともう楽器の鳴りが全然違ってきました。

休憩のあとはオライオン・ワイスというピアニストの伴奏でフランクのソナタで。
これはもう圧倒的な演奏でした。とにかく素晴らしい。

このオライオン・ワイスというピアニストは今回が初来日とのことでしたが、
このピアニストもすごく良かったです。

休憩後のフランクのソナタの前にピアノソロでシューベルト=リストの「糸をつぐむグレートヒェン」「水に寄せて歌う」とリストのエステ荘の噴水から「巡礼の年第3年」を演奏しました。
今はエマニュエル・アックスに師事しているそうですが、今後の演奏活動が楽しみな若手でした。

アンコールはドヴュッシーの「月の光」ともう一曲もドヴュッシーの小品(曲名失念)。
アンコール紹介は英語ではなく日本語でした。とても親しみやすい好感のもてる話し方で、ジョセフ・リンは人間としてもとても温かみのある人なのだと思いました。

ヴァイオリンの演奏家の中には、ともすれば技術だけに頼り、確かにうまいけれど、
あまり心に響いてこないという人もいますが、ジョセフ・リンの音はとても温かみがあり、清らかで、高潔さまで感じさせる音でした。

今後の活動がとても楽しみな演奏家にめぐりあえ、とても幸福な一夜でした。

ps:この日の席は前から4列目のほぼど真ん中。なので表情や演奏の細部までよく見えました。10月9日のブルネロのときの席も前から4列目のやや右よりなので、ブルネロの演奏も 今からとても楽しみです。

by hideonoshogai | 2007-06-13 14:24 | 音楽 | Comments(0)