エルガー節
最近はずっとバッハ無伴奏+フォーレのエレジー、チェロソナタばかり聞いていました。
昨夜はたまには気分と変えてということで
エルガーの「南国にて」「序奏とアレグロ」それに「エニグマ」。
「序奏とアレグロ」は特に好きなのです。
「序奏とアレグロ」は弦楽オケ+弦楽4重奏という珍しい編成で
しかも弦楽オケがそれぞれ2部にわかれますからとても重厚な弦の響きが魅力です。
冒頭4小節3,4拍目には、激しい3連符の動きが提示され
しばらくすると、ヴィオラ・ソロの美しい主題が現れます。
この映像では1:14から。
このメロディ、ものすごく好きなんです。
とても懐かしい感じが漂い
憂いを帯びた哀しげなメロディ。
何かに似ているとおもって
何度も聴いていたら
エルガーの威風堂々の旋律にとても似ているなと思いました。
4分音符と2分音符の単純な音階の中で、一拍だけ八分音符で動くところがそっくり。
これは、やはりエルガー節なのですね。
この主題は最後にユニゾンで何度も出てきて(8:00~)
曲はクライマックスを迎えます。
ヴァイオリンの sol G のところもゾクゾクします。
昨日からこの主題が頭の中でずっと鳴り響いています。
by hideonoshogai | 2008-02-08 23:55 | 音楽 | Comments(2)
エルガーのCDを聴き込んでみようと思います。
まずは序奏とアレグロかな。
どのCDがいいでしょうか。オススメはありますか??