42回目レッスン
レッスン行ってきました。
課題が3つあるので1時間があっと言う間でした。
今回から、LOEB のスケールをやることになっていて、
今日は
C dur, A moll , G dur ,E moll, D dur , H moll, D moll, C moll
を3オクターブ。
低弦では弓の半分ぐらい使って弾き
高音になるにしたがって全弓つかって早いスピードで弾くようにとの指示。
確かに低弦とA線のハイポジションでは弓の使いかたを変えないと音がでない。
ここまでで25分ぐらいかかりました。
ドッツアウアー48番はオリジナルのスラーのボーイングではなく
3種類のスタッカートの練習。これはOKもらって、後半の重音の難所もクリア。
次回は49番。
ここで残り時間は15分となる。
エレジーは一回通して弾いてみて、
冒頭の主題はOK。
問題なのは30小節から33小節までと
47小節から50小節までの音符の長さを譜面のとおりに弾くようにとのこと。
ここはアウフタクトではいり16分音符と3連符が交互に続き、弾きにくいところ。
前回よりは良くなっているけど、まだ長さが甘いといわれました。
やはり曲が曲だけにすんなりとはOKもらえないですね。
また次回へ持ち越しとなりました。
で、例の弓を師匠に弾いてもらいました。
弾いてみて
師匠一言
「これはちゃんとした弓ですね。とても良い弓です。でも高いんでしょう?」
自分「いえ、それが高くないんです。○○万円です」
といったら師匠ちょっと表情が変わり
「えっ、そんなに安いんですか?」
もうこれで購入は決定です。
G弦楽器さんには、特に社長さんには、ほんとうに良い弓を探してきていただいて
感謝の念で一杯です。
土曜日に購入契約してきますが
「すこし値段ベンキョウしてください」などとは間違っても言えません。
○○万円の3倍の値段でも、もっと酷い弓はたくさんありますから。
ほんとうに、とても良い弓にめぐりあえて幸運でした。
ここからは弓に関して、念のため補足です。
今回購入するベルナルドのスタンプの弓がすべて最良の弓とは限らないと思います。
勿論、選択肢の一つとしてよい工房とは思いますが
現代弓で最も人気があるギヨームの師匠のベルナルドさんは1929年生まれなので
今年でもう78歳。
ご自分で今も弓を作っておられるのかどうかわかりません。
恐らくは、今回購入する弓は
ベルナルドの工房で弓を製作されている職人さんの中の
お一人が作られたものです。
勿論、他の職人さんが作られた弓もベルナルドの
スタンプで販売されます。
ある一定のレベルは保たれているとは思いますが
手作りである以上、弓の出来、不出来は一本一本まったく
違うと思います。
これから弓を探されるかたは
とにかく時間をかけて、できるだけ多くの弓を試奏され
自分の体でその弓は良い弓か値段のわりに駄作であるか
ある程度わかるようにしておくのが良いのではないかと思います。
師匠がいってました。
「弓はほんとにわからないんですよ。
20万でもすごく良い弓がほんとに、たまにですけど
あったりするんですよ」
by hideonoshogai | 2007-03-21 17:58 | チェロ | Comments(5)
そこでお伺いします。私は昨年8分の7を下取りに出して4分の3を買ったのですが、たまたま取り寄せたドイツの新品(値段はまえの8ー7の半分)が思ったより鳴るので即決したのです。その前にオールドを試したけれど弾き難くて、きむずかしくて、止めたのです。
でも所詮間に合わせなのでまた買い換えたいとは思っていますが何しろ4ー3のいいものはなかなかないようなのです。普通は子供が一時的に使用するものですから高いのを作っても売れないらしい。気長に探すことにしていますが、取りあえず少しでもいい音色で弾くために弓をまず代えるということも考えています。でもチェロが大したことがないのでどんなものかしらと思っています。私の場合弓を買い換えるとたぶんチェロより高くなると思うんだけど。それって、アンバランスですよね?
だからオールドをと思ったのですが。。。
じっくり考えます。エンドピンとか、弦を工夫すると言う手もありますね。4分の3に変えた理由は音程をしっかりするためだったので、まずはしばらくこれで練習です。