今年も夕張メロンオーケストラに参加してきました。
財政破綻した夕張の皆さんを音楽で励まそうと2006年から始まったコンサートです。
これまで
2007年(ベートーベン:運命)、
2016年(カリンニコフ:交響曲1番)、
2017年(ドヴォルザーク:交響曲8番)に参加しました。
今年は、ブラームス2番がメインプロでした。
ブラームスの交響曲は、今まで一度も弾いたことがなく、
チェロは美味しいメロディが随所にあり、
参加申し込みが開始されると同時にエントリーしました。
今年はチェロは9名参加し、昨年より2名多かったです。
事前の練習は今年は昨年よりも沢山していったつもりですが、
今回もいざ弾き始めると弾けない箇所だらけでした。
譜読みの段階で、一見簡単そうに見え
それほど大変ではないだろうと思った箇所が
やはり最後まできちんと弾けなかったです。
これは今後の反省材料です。
7月16日(月・祝日)の午後の本番に向けて
7月14日(土)午後2時〜3時、午後4時〜午後6時
7月15日(日)午前9時〜12時、午後4時半〜午後6時
7月16日(月・祝日)午前9時半〜11時半
と、たった5回の練習だけで曲を仕上げていく菊池先生の指導はお見事の一言です。
7月14日の最初の音出しで、ブラームス2番の1楽章をいきなり通してしまい
「このオケは凄い!」と夕張メロンオケに集まったメンバーの底力を感じました。
また3日間の練習を通して、チェロトップのFさんには
とてもお世話になり感謝しています。
例えば、2楽章は#が5つで臨時記号も多く音程がイマイチ
はっきりしないところだらけでした。
正しい音がHかCかわからないなど、本当に基礎的な質問にも丁寧に答えてくださり、
ありがたかったです。
一昨日の演奏を録音しブラームスだけを編集してアップしたので
貼り付けます。
細かい箇所でやはり傷が沢山ありますが、
ブラームスらしい重厚感は漂っているような
気がします。
余談ですが、今回、夕張へは来年3月で廃線になる夕張支線経由で初めて鉄路で
入りました。
南千歳の次の追分で通過待ちで停車した際、全く列車が動き出す気配がなく30分近く停車していたのには驚きました。
実際には特急が1本しか通過していないのですから、通過待ちではなく何か他の理由による時間調整なのでしょう。
また、夕張メロンも食べ放題で3日間熟したメロンを美味しくいただきました。