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ブレバールの5番

先週、4ヶ月ぶりにレッスンを受けてきた。
今回はバッハ無伴奏4番のプレリュードとサラバンドを見てもらった。
プレリュードは分散和音がずっと続くが
ポジション移動をできるだけ少なくして音をとれるよう運指を効率的に考えること、
移弦した5度を同じ指(特に小指で)で押さえないこと
(同じ指で押さえると動きが遅くなり要らない開放弦の音が2つの音の間に一瞬入る可能性がある)、
速い16分音符はで左手を柔くし、きるだけ少ない動きで軽く押さえる、決して叩いてはいけないこと、などを指摘された。

レッスンが終わってから、話題が次の発表会の候補曲になった。
「できれば今まで通り師匠とのチェロ2重奏でお願いしたい」と希望したところ
ブレバールの5番のチェロソナタ(Gdur)を奨められた。
ピアノ伴奏とチェロ伴奏と2種類の伴奏があるので、ビバルディのチェロソナタと同じように
チェロ伴奏だけでも演奏可能との事。
で、譜面を見てびっくり。
上行音階と下降音階がずっと続く。
自分がとても苦手なタイプの曲だ。
でも基本をマスターするには最適な曲に思えた。
ハイドンの1番のコンチェルトの予備練習にも良さそう。
音源を探してみたら、こんな素晴らしい演奏を見つけた。



こんな風に颯爽と軽やかに弾くのは絶対無理としても
モーツァルトの「Vn とVlaのための協奏交響曲」のようなフレーズがあちこちにあってとても美しい。
発表会で実際に弾くかどうかはしばらく練習してから決めることにして
とりあえずじっくり弾いてみようと思う。

ところで、この動画の「 Italo Babini(バビーニ)」って初めて聴いたけれど
音が自然で表現力が豊かで素晴らしいチェリストだ。

by hideonoshogai | 2013-04-21 22:13 | チェロ | Comments(0)  

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