アウフタクト
どんな音で弾くか決めるのにとても重要なのが呼吸。
ffで激しく音を出すときには一瞬で深く息を吸わないと迫力ある音はでないし、
軟らかいpには、ゆっくり浅く息を吸ってあげる。
アウフタクトの弾き方にはまさにこの呼吸がずばり反映されるので
この
イタマール・ゴランで検索していてたまたま見つけた
シューベルト「ます」の4楽章。
アウフタクトの弾き方が奏者それぞれ見事です。
主題につづき第1変奏 ピアノ アフフタクトの八分音符にはpの指示
第2変奏 ヴィオラとチェロ やはりpの指示
第3変奏 チェロとベース スタカート付きのpの指示
第4変奏 tutti ffの指示
第5変奏 チェロ pの指示
譜面では単にpという表記しか書いていないけれどいろんな弾きかた音の出し方があるものです。
ちなみにチェロはソッリマです。
by hideonoshogai | 2010-10-22 14:47 | 音源 | Comments(2)