30年という歳月


ここのところずっと連続してアップしていたCrocellomania のチェロアンサンブルの動画は
実は先日偶然たどりついた、こちらの「税理士で下手なチェロ弾き(Tさん)」のブログで知りました。

Tさんが渡邉辰紀さんのファンであること、
そして今日のサントリーのコンサートへ行かれることも記事から
わかったので、一昨日コメントを書き込んだところ・・・・なんと
そのTさんは、実は、もう30年以上も前に私がトラでチェロを弾いていた大学オケのチェロ弾きさんだった
ことが判明。
今日30年以上の歳月を経てTさんと再会してきました。

お互い、ブログをやっていなかったら30年以上もたってこういう風に会うことはなかったでしょう。
たまたま、Tさんも私も渡邉辰紀さんのファンであったこと。
それに今日のピアノトリオのピアノニストを弾かれた佐藤美佳さんが、実はTさんのご近所に
お住まいでいらっしゃること。
そんな人と人との繋がりが重なりあって、Tさんとの再会が果たせたのでした。

で、本日のコンサート
一昨年の8月に聞きに行けなかったチャイコの「偉大な芸術家の思い出に」がメインプログラム。
冒頭に佐藤美佳さんのトークがありました。
実は1979年の5月、
当時音大生だった佐藤さんが東京文化会館でスークトリオの演奏する
チャイコフスキーの「偉大な芸術家の思い出に」を聞かれたそうですが
その時の演奏があまりにも素晴らしくて、感動的で
ご自身もいつかこの「偉大な芸術家の思い出に」を演奏したい
とずっと思っておられたのだそうです。

そして、その夜から、30年以上の歳月を経て
佐藤さんの渾身の演奏を聴くことができました。
ヴァイオリンの宮川正雪さんチェロの渡邉辰紀さんも凄まじかったです。
辰紀さんの弓の毛が切れるのを初めて見ました。
最後のピアノの音がなり終わった後
立ち上がった佐藤さんの目が少し潤んでいるように
見えました。

アンコールはピアソラのアディオス・ノニーノ。
これも素晴らしかったです。

スーパーチェロアンサンブル・トウキョウで丸山さんのチェロソロを何回が聞いていましたが
今日の辰紀さんのソロはほんとに素晴らしかった。
思わず涙腺が緩みました。

今日は、素晴らしい「偉大な芸術家の思い出に」を聞けただけでなく
青春時代、一緒にチェロを弾いていたチェロ仲間と30年以上の歳月を経て再会することができ
忘れられない日となりました。
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by hideonoshogai | 2010-02-07 22:35 | 音楽 | Comments(4)  

Commented by みかん at 2010-02-09 17:26 x
私どものコンサートにお越しくださいましてありがとうございました。

2008年に貴殿のこのブログに到達したのを始め、ご近所のT氏とのこれも偶然の出会いがあり、そしてお二方との再会!?
そのようなことを知ったことで、結果的に私も30年という歳月を感じながらの演奏会になり、心も頭も熱くなってしまいました。
ですが、それもよかったのかもしれませんね。

ヴァイオリン正雪さん、チェロの辰紀さん、両名手の演奏にはもはや感動以外の言葉は見つかりません。

忘れられない日、そうですね、ずっと覚えていたいですね。
それが私の目の潤みのわけかもしれません・・・。
大切にしたいです。
Commented by hideonoshogai at 2010-02-10 06:56
みかんさん、日曜日は素晴らしい演奏をありがとうございました。
こちらこそお礼申し上げます。
みかんさんのあの曲に対する熱き想いがダイレクトに伝わってきてこちらまで熱くなりました。
50分があっという間でした。
10年先ぐらいになったら、是非ともまた聞かせてください。
ところでスークトリオといえば、全く記憶が定かでないのですが、私も1979年頃にチェコのピアノトリオでドゥムキーを聴きました。あれは、スークトリオだったのかなぁ、とみかんさんのトークを聞いてから思い出そうとしましたが、
ドゥムキーがものすごい名演だったことチェロが凄かった事しか思い出せません。
Commented by 税理士で下手なチェロ弾き at 2010-02-10 20:44 x
私にとっても忘れられない演奏会になりました。
本当にみかんさんありがとうございました。

ドゥムキー、スークトリオだと思います。
スークトリオのチェロは一歩引いていながら貫禄がありましたよね。

Commented by hideonoshogai at 2010-02-11 09:20
税理士で下手なチェロ弾きさん、おはようございます。
やはり、スークトリオだったのでしょうね。ヴァイオリンをスークが弾いていたことほとんど覚えていないんです。
ドゥムキーは冒頭のチェロの音が凄かった。

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