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アヴェ・ヴェルム・コルプス(チェロ4重奏)

モーツァルト晩年の傑作
「アヴェ・ヴェルム・コルプス」(チェロ4重奏)をUPしました。

今回は少し録音の方法を変えました。
まず、1st celloを録音します。
次に1st celloをヘッドホンで聴きながら2nd celloを録音します。
ここまでは、今までと同じです。

以前は3rdと4th celloも1st celloだけを聴きながら弾いていましたが
今回はここで1st celloと2nd celloをGarage Band に読み込み重ねます。
この重ねた音源をヘッドホンで聴きながら3rdを録音し
さらに3rdもGarage Band に読み込み重ねます。
そして1,2,3パートを聴きながら4パートを弾き、全パートを重ねました。

この方法の方が、実際にアンサンブルをしている感覚に近いものがあります。

この曲も譜面面は一見簡単そうにみえますが
⬇の箇所は各パートが微妙にずれ、合わせにくく苦労しました。

今回重ねた音源を聴きながら弾く方法に変えたのはこの部分を弾き易く
するためです。

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付点二分音符の3拍伸ばす箇所も短くならないように意識しました。



拙い演奏ですがクロード・モネの絵画
ラ・グルヌイエール、
夕暮れのサン・ジョルジョ・モッジョーレ、
そして睡蓮
をバックにお楽しみ頂ければ幸いです。

弦を張り替えて2週間経ちだいぶ音が落ち着いてきました。
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by hideonoshogai | 2015-10-31 23:10 | 多重録音 | Comments(4)  

秋のボランティア演奏 その3

火曜日にまた緩和病棟でチェロを弾きました。

2週間前の火曜日に緩和病棟でチェロを弾いた際、
Sさんのリクエストで最後に弾いたシベリウスのフィンランディア賛歌が
Sさんの心に深く響いてしまったのです。

Sさんのお部屋を何度か訪ね、チェロのCD音源を聴いて頂き、「もう一度チェロを弾きますね」と約束しました。

毎回、新曲を入れるのは時間的に困難ですので
プログラムは前回とほぼ一緒です。


愛につつまれて
めぐりあい

赤とんぼ
小さい秋みつけた
里の秋

十五夜お月さん
月の沙漠

安かれわがこころよ(フィンランディア賛歌)
バッハ無伴奏1番

アヴェマリア(バッハ・グノー)

故郷

当日は前回よりも何故か緊張し前半は音程をやたらはずしまくり
右手も萎縮気味で良いところがありませんでした。
バッハ無伴奏も集中力不足のせいか、久しぶりに途中で弾き損ねました。

ところで、いつも伴奏をしてくれる音楽療法士さんは、演奏時の患者さんの反応や
その場の雰囲気から、毎回、伴奏を即興で変えてくるのですが
今回演奏した「十五夜お月さん」も、
前回とはだいぶイントロから雰囲気が違っています。
イントロによって私も弾きかたがだいぶ変わってしまう気がします。
そんな違いを聴き比べていただければと思い今回も「十五夜お月さん」をアップします。



それから前回は4ポジションの1指がすこし開きすぎていて
Eの音が低めになっていたのですが
今回は1指が開かないように意識して弾いたので音程はすこし改善したようです。

また演奏する4日前に弦を変えました。演奏した部屋も違いますがやはり響き方が違います。

ちなみに弦は上から

A    ラーセン・ソリスト
D・G  プリム
C   スピロコア

といつもの弦です。
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by hideonoshogai | 2015-10-24 22:40 | 音楽療法 | Comments(2)  

秋のボランティア演奏 その2

火曜日のボランティア演奏は後半にE病棟でも40分程弾きました。
緩和病棟でのプログラムに加え

冒頭ではアンドレ・ギャニオンの

「愛につつまれて」
「巡りあい」
の2曲を

「故郷」の前に「星に願いを」をそれぞれ追加しました。

その時の演奏から
「十五夜お月さん」をアップします。




この歌は旋律は勿論ですが歌詞が素晴らしいですね。

十五夜お月さん

作詞:野口雨情
作曲:本居長世

1 十五夜お月さん
  ご機嫌さん
  婆やは おいとま とりました
2 十五夜お月さん
  妹は
  田舎へ 貰られて ゆきました
3 十五夜お月さん
  母(かか)さんに
  も一度 私は 逢いたいな


写真と動画はダウンロードフリーのものを使用しました。
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by hideonoshogai | 2015-10-14 15:01 | 音楽療法 | Comments(2)  

秋のボランティア演奏

火曜日には職場で秋の「お月見会として」ボランティア演奏をしました。
今回は緩和病棟とE病棟の2カ所です。

緩和病棟でプログラム最後の「故郷」を弾き終えた後、Sさんから思いがけずリクエストがありました。
そしてそのリクエスト曲とは「キリスト教」に関連した賛美歌を希望とのこと。
これまで賛美歌は全く弾いたことがないのですが
たまたまこのところずっと多重録音で弾いていた「フィンランディア賛歌」の譜面を持っていました。
この曲は賛美歌「安かれわが心よ」としても広く歌われているので、フィンランディア賛歌
をSさんのために3コーラス弾きました。

これがSさんの心に深く響いてしまったのです。
すぐに「どこの国の曲か、ドイツかイタリアか?」と質問されました。
「フィンランドの第2の国歌として有名で、賛美歌としても世界中で歌われています」
とお答えしました。

翌日も翌々日もSさんはスタッフに、「この前のフィンランドの曲はとても良かった。
もう一度聴きたい」とお話しされているのが私にも伝わってきました。

多重録音した音源をCDに焼いて聴いていただいたところ
Sさんは大変喜ばれ、CDを聴くのが楽しみになったようです。

Sさんのリクエストにお応えし「フィンランディア賛歌」を弾いて良かったです。
今後、限られた時間の中で「フィンランディア賛歌」がSさんの心の支えになってもらえれば、
と拙いチェロ弾きは願っています。

ちなみに当日のプログラムは

赤とんぼ
十五夜お月さん
小さい秋見つけた
月の沙漠

バッハ無伴奏チェロ組曲1番

アヴェマリア(バッハ・グノー・クンマー)

見上げてご覧夜の星を
故郷

アンコールでフィンランディア賛歌

この日は一曲目の「赤とんぼ」が終わった時点で録音がうまくいっているかどうか
不安になり録音器に不用意に触れたのが悪さをしたらしく、赤とんぼ以降の曲を
録り損ねました。

なので、最初の「赤とんぼ」をアップします。
歌詞が4番まであるので4コーラス弾きました。
音が擦れるてしまうのは、弦が古くなっているせいでしょうか。
もう7ヶ月替えていませんので、そろそろ替えなくてはいけません。


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by hideonoshogai | 2015-10-09 21:48 | 音楽療法 | Comments(4)  

祝祭アンダンテ(多重録音)

今年はシベリウス生誕150周年なので、弦楽5部+ティンパニの為に作曲された
祝祭アンダンテを多重録音してみました。



Vn1,Vn2,Viola,Cello,Bass,そしてティンパニを2、2、2、2、1、1で弾いているので
計10トラックです。
このトラック数になると合わせるのはかなり大変で、ずれている箇所が沢山あり
お聞き苦しいと思います。

一番問題なのはやはり音符の長さがいい加減なのが未だに治りません。
例えば付点4部音符や付点2部音符がいつも微妙に短いので
下で刻んでいる4部音符に合いません。

通常のレッスンでも音符の長さがいつも短いと師匠から注意されていますが
これは本当に私の悪い癖です。

例えば28小節目から(1分45秒ぐらいから)チェロ・ベースにシンコペーションがはいる箇所でバイオリン・パートの付点4部音符が僅かに
短いのでチェロ・ベースのシンコペーションとずれてしまいます。
チェロ・ベースの2部音符も微妙に短いのでさらに合わなくなります。
あと36小節の1st Vnの付点二分音符もきちんと3つ伸ばしていないので
伴奏の4部音符と合わなくなってしまいます。

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シンコペーションの所は、
最初の録音を聴くとなにか不思議な不響和音の固まりのように聞こえたので
チェロ・ベースの裏拍をかなり強調して弾き、すこしだけ響きが改善しました。

やはり音符の長さをきちんと弾くというのは当たり前でもっとも基本的な事項ですが
これが本当にいい加減であることを、多重録音を試みて改めて思い知らされました。

そういう意味でも、この多重録音はチェロ・アンサンブルの基本的な訓練にとても役立ちます。

この曲、最後にたった4小節だけですがティンパニの出番があります。
スコアにアドリブと書いてあるので、無しでも良いのでしょうが
せっかくのチェロ多重録音なので、ティンパニも開放弦D,Gを使って細かく
刻み tr~~~~の感じを出してみました。

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写真はダウンロードフリーのものを使いました。
ヘルシンキのシベリウス公園のモニュメントはパイプオルガンをイメージさせるような
独特の造りで、今から30年以上前に訪ねた時の印象が今でも鮮明に蘇ります。

ちなみにこの祝祭アンダンテで、You tube アップ60ヶ目の動画となりました。
そして8年前からずっと弾きたかった大好きな曲をやっと自分で音にすることができました。
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by hideonoshogai | 2015-10-05 19:29 | 多重録音 | Comments(6)