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力まずに弾く

先週3か月ぶりにレッスンを受けてきた。
クンマーチェロ2重奏のスイス・テーマの変奏曲。
2番チェロの方が1番よりはるかに難しい。
自分は勿論1番を弾いている。

1楽章の冒頭から2分音符の音の出し方でNG。

決して大きい音を出そうとして力まないこと。
これはほんとうにいつも注意されるが、なかなか実践できずにいる。

1時間半レッスンが終わってから、直近の職場ボランティアの音源(16曲入り)CDRを
とても聞いていただくのは恥ずかしかったが、師匠に1枚お渡ししてきた。

その中から1曲。
「家路」





CdurでD線のミからはじまるので音程のチェック、
ロングトーンの鳴らし方、歌いかた、などがすごく良く学べる曲だ。
音符は単純だけれども、とにかく旋律が美しい。

オクターブ上がってからの最後のドーレミが力んでいる。
まるで首を締めあげられたような音。
それに音程もグラグラ。

やはり「まだまだ」だ。
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by hideonoshogai | 2012-07-25 23:38 | 音源 | Comments(0)  

東京フィル第818回サントリー定期

ベルリンフィルの12人のチェロと時間が前後するが、
先々週の金曜日にサントリーでアルベルト・ゼッダ指揮の東京フィル定期を聴いてきた。

アルベルト・ゼッダ。
いやもう完全にこの指揮者の虜になってしまった。
こんな素晴らしい指揮者を今まで全然知らずにいたことが恥ずかしいくらいだ。

この夜はプログラムからしてとても刺激的。

ヘンリー・パーセル:アブデラザール組曲
ケルビーニ:交響曲 ニ長調

ベリオ:フォークソングズ
メンデルスゾーン:交響曲4番 イ長調「イタリア」

ゼッダはもう80歳をすぎているはずだが、ベリオ以外は暗譜。
とても若々しいし体の動きに加え
手、棒全体からビンビンと彼の音楽がダイレクトに伝わってくる。

パーセルでは透明感のある美しい弦の響きがとても印象的だったが
ケルビーニやメンデルスゾーンではとても歯切れよく、かつダイナミックな音が心地よい。
特に「イタリア」の4楽章サルタレロの迫力には圧倒された。

会場は約7割り程度の入りでしかなかったが、熱狂的な拍手に応え
アンコールで4楽章がもう一度演奏された。

ゼッダはもう次回も必ず聞きに行きたい指揮者だ。


彼の指揮ぶりが動画にアップされていないか探したら
シェエラザードの4楽章があった。
とてもダイナミックな指揮で団員をぐいぐいひっぱっていく。
このオケ物凄く上手い訳ではないが、とても惹きつけられる演奏だ。



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by hideonoshogai | 2012-07-02 21:25 | 東京フィル定期 | Comments(0)  

両陛下、みたび

ベルリンフィル12人のチェロをサントリーホールで聞いてきた。
場内はほぼ満席。
前回前々回と両陛下が聴きにおいでになられていたので、今回は
陛下のお席(RB)の真向かいのLBブロックの席をおさえた。
やはり今回も両陛下はおいでになった。
両陛下は後半開始直前に入場されアンコール3曲目が終わるまで
実に楽しそうに聴き入っていた。

前半はヴェルディ、フンク、ブラッヒヤー、ヴィラロボスと古典的な曲がならんだ。
とにかく響きがもう美し過ぎる。

今回もファウストさんはメンバーからはずれておりクワントさんが1番チェロ。
マルティン・レーアさんは12番、オラフ・マニンガーさんが6番は前回と同じ。
クワントさん、ブラジル風バッハ1番のソロを弾いたが、
やや弾き方がおとなし過ぎる感じでちょっと物足りなかった。
(勿論演奏は完璧で美し過ぎるほどのハーモニーだったのだが・・)
(実はこの曲フカチョーヴァさんの演奏が強烈にインプットされているためそう感じたのだと思う)

後半は定番のクレンゲル「賛歌」のあとはジャン・フランセ、ビートルズ、モリコーネ、グレンミラー、Dエリントンと
洒落た演奏が続く。
ミッシェルのソロを弾いた11番チェロのソレーヌ・ケーマレックさんが素晴らしかった。
モリコーネのザ・マン・ウィズ・ザ・ハーモニカが圧倒的な名演だった。

アンコールは3曲。
ピアゾラ:アデイオス・ノニーノ
ピンクパンサー
荒城の月

当日のゲネプロの音源がもうアップされていて驚いた。
冒頭のヴェルディの「聖歌四編からアヴェマリア」。

昨年の3・11で犠牲になった方にささげるとクワントさんが話されてから
演奏が始まった。




クワントさんの右手の動きを後ろからずっと眺めていたが
とにかく動きが柔らかい。

おまけ1:夕食後、クワントさんの右手の動きをイメージしながら次の職場ボランティアの曲すべてを1時間10分ほどかけて通して弾いてみた。新しい毛になっただけで音が力まずに楽に出る。毛替えはやはり頻回にやらないとだめそうだ。

おまけ2:会場に行って驚いたのは fuさん、とSさんが偶然、自分のすぐ前列においでだったこと。fuさんも私と同じ考えでLBを取られたとのこと。お二人と久しぶりにいろいろお話できて楽しかった。
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by hideonoshogai | 2012-07-01 23:04 | チェロ | Comments(4)