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伊予松山

昨年4月は、千鳥が淵泉自然公園に続いて、三春の滝桜を日帰りで見に行く予定だったが、仕事で流れてしまった。
なので、「今年こそは」と2月下旬から三春行きの日帰りバスツアーを申し込み、滝桜を見るのを楽しみにしていたが
福島原発事故による放射能汚染のためか、バスツアー申し込み者が数名しかおらず、催行中止となり、結局今年も三春には行けなかった。

三春行きのための休みを前からとっていたので、どこか関東以西の温泉にでも
行こうか、ということになり急遽、道後温泉2泊3日の旅に出た。

松山はこれまで2度おとずれているが、どちらも仕事がらみだったので、市内をゆっくり観光していない。
今回はたっぷり時間があったのであちこちゆっくり見て廻ることができた。
初日は昼過ぎに松山空港に到着。
大街道でぶらっと入った「すし徳」で自分は「にぎり一半」、かみさんは「ぬく寿し」(あったかい散らし寿し)をいただいたあと、昭和の香りただよう「たけうち」で「労研饅頭(ろうけんまんとう)」(蒸しパン)と甘納豆を購入。これが素朴な味で懐かしかった。
その後「萬翠荘」と「坂の上の雲ミュージアム」を見学。「萬翠荘」はとてもおしゃれなフランス風洋館で、設計者の木子七郎は愛媛県庁も含め300余りの建物を設計しているのには驚いた。

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2日目は午前中雨。
ホテルの近くの「道後ぎやまんガラス美術館」へ。

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雨もやんだのでその後は「常信寺」「松山神社」と散策し道後温泉本館の皇族専用のお風呂「又新殿(ゆうしんでん)」を見学し
「ぼっちゃん列車」で再び大街道へ。
ロープウェイ乗り場に向かう途中でぶらりとはいった「サン・マロ料理店」でランチ。

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このフレンチのランチがどの品もほんとに手が込んでいて美味だった。
こんなに美味しいランチがたったの890円にはびっくり!
われわれの後に入店してきたカップルは「もう売り切れです」と断られていた。
あとで分かったがこのランチは一日20食限定だったようだ。

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松山城は街中からみていると山の上なので案外小さなお城なのかと思っていたが、
登ってみると、とんでもない。石垣といい城自体の規模といいスケールが大きい。

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あれだけ大きなお城を山の上に築きあげるまで24年もの歳月を要している。
松山城を築城した加藤義明は後に私の故郷、会津に転封されたのだそうだ。

3日目は「道後公園(湯築城跡)」「石毛寺」「伊佐爾波神社」を散策し、午後帰路に着いた。
ホテル前の路地で日曜朝市が開かれていて、
「輝き」という品種のミカンを買ってきたが
これが凄く美味だった。

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この「輝き」はこちらでは手に入らない。
いちごは1パック240円、とても新鮮なキャベツは50円と信じられない安さだったが
さすがに買い込むわけにはいかず諦める。

松山は19年ぶりだったが、とてもいい所だ。また訪ねたい。
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by hideonoshogai | 2011-04-26 18:38 | | Comments(3)  

音楽は生きる力

大震災から1ヶ月が過ぎ、
音楽家の方々も様々な形で今回被災された皆様を
音楽で支える活動を開始されている。

いつもサントリーホールで定期を聞いている
東京フィルのメンバーが
charity concert on the webを企画され
You tube 上にメッセージつきで室内楽の演奏をアップされた。

どの演奏も心に沁みる演奏ばかりで
直接被災された方々ばかりではなく
この演奏を通じて日本中の人々を励ましてくれると思う。

「オンブラ・マイフ」の中でコンマスの荒井さんがおっしゃている。
「音楽は生きる力」
「音楽は生かす力」
「音楽は生きるエネルギー」

このような企画をされた東京フィルのメンバーに感謝。
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by hideonoshogai | 2011-04-16 06:52 | Comments(2)  

ボッテジーニのエレジー

先日の斉藤さんのリサイタルで最初に演奏された曲が
ボッテジーニのエレジー。



ボッテジーニの作品の中では比較的易しい作品なので
この曲が演奏される機会は多いらしい。

一度聞いたらとりこになる魅力的なメロディ。

斉藤さんの最初のCD「AKATOMBO」の中にも収録されている。
You tube にはたくさん音源があったが
斉藤さんと同じフレンチ弓でビブラートもゆったり目のかたの演奏を選んだ。
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by hideonoshogai | 2011-04-15 13:57 | 音源 | Comments(0)  

ボッテジーニの2重奏

先日の斉藤さんのリサイタル以来
ボッテジーニの音源をいろいろ捜してみた。

今日貼り付けるのは
コンバスとチェロの熱い2重奏。



指揮者はdudamelの後輩?のクリスチャン・バスケス。
この方は、3月31日に初来日しサントリーでベネズエラのユースオケを指揮する予定だったが
大震災でキャンセルになった。
dudamel同様、アバドに指揮を習っているのかdudamelにもアバドにもそっくりな振り方だ。

そしてコンバス奏者は17歳の若さでベルリンフィルに入団したEdicson Ruiz。
かれはなんと3弦のコンバスを弾いている。

この2重奏はすごく熱い演奏。
とくに9:18~からは「愛の2重奏」だ。

ボッテジーニはさすがにイタリアの作曲家。
オペラの2重唱を思わせるような歌わせ方だ。

それにしても超絶技巧をさらりと弾いているEdicson Ruizにはびっくり。
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by hideonoshogai | 2011-04-15 00:12 | 音源 | Comments(0)  

斎藤輝彦コントラバスリサイタル

大震災からちょうど1カ月たった冷たい雨の降る夕方、東京文化会館に向かい
以前からとても楽しみにしていた斎藤輝彦さんのオール・ボッテジーニ・リサイタルを
聞いてきた。

ボッテジーニのことは今までまったく知らずにいたが
斎藤さん曰く、これまでで一番素晴らしいコントラバス奏者・作曲家でこれから
たとえ2000年、時が過ぎたとしてもボッテジーニを超えるコントラバス奏者は出ないだろう、とチラシに書いているほど凄い人だったようだ。

実際にボッテジーニを聞いてみると
コントラバスにオペラのアリアを歌わせるような、歌心あふれる美しいメロディと
パガニーニを連想させる超絶技巧の連続。

斎藤さんのコンバスの音色はほんとに柔らくて美しい。
指板の端から端まで飛ぶような難所もさらりと弾いていた。

休憩後にチェロの渡邉辰紀さんとの2重奏は圧巻だった。
なんでも斎藤さんが最初に演奏会をされて時以来22年ぶりの競演だったそうだが
息もぴったりでチェロとコンバスの音色と音域の対比がすごく良かった。

アンコールは3曲。
まずバッハ無伴奏チェロ1番プレリュード。
チェロと同じ音域で弾くので最初から指板の真ん中あたりで親指ポジションではじまる。
6番をチェロで弾くような難易度なのだろう。

次がラフマニノフのチェロソナタの3楽章。
これも実に味わい深い音だった。
ピアノ伴奏の吉岡さんのピアノも凄く良かった。
桜の散りゆく季節だからこの曲を選ばれたのだろうか・・・

そして最後がロンドンデリーをトリオで。
これがほんとにほんとに素晴らしかった。
いままでロンドンデリーはライブでも音源でもいろいろ聞いてきたけれど
昨夜のロンドンデリーは一番感動的だった。

イタリアでコンバスの曲だけをリリースしているNBBというレーベルから
斎藤さんのCDが2枚発売されていたが
2枚とも即購入。

昨夜演奏された曲がこの2枚に収録されているので
しばらくはこのCDで昨夜の余韻に浸ろうと思う。
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by hideonoshogai | 2011-04-12 18:03 | 音楽 | Comments(2)  

管弦楽のためのラプソディ


31日のアンコールで演奏された
管弦楽のためのラプソディ
日本の有名な民謡のテーマがたくさん出てきます。
こういう状況下で聞いてみると改めて
この曲の良さを再認識します。




フルートのソロは「信濃追分」
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by hideonoshogai | 2011-04-02 22:56 | 音源 | Comments(0)  

オケの日

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大震災は直接被災された東北の人々だけで無く、あの日あの時揺れを体験しその後の映像を見た我々日本人にとてつもなく大きな心の傷を残して行った。
3月31日は、ミミニイイ、ということでオケの日だった事、今回初めて知った。
会場は物凄い数の人々であふれていた。特にいつものコンサートと違ったのが子供が多い事。私の周りだけでも、祖父祖母と一緒だったり、祖父と親子といった具合で家族で聴きに来ている人々が凄く多かった。
演奏はまず最初にバッハのアリアを演奏し黙祷。
その後下のリンクのブログラムが一曲づつ解説つきで演奏された。
あの日以来、生のオケの音が聴ける日が来るのをどれ程待ちわびた事か。
今までなら都内でフルオケの演奏を聞く事はとても日常的な事でそれ程感慨深いものではない事もあったけれど、この日は一音一音がとてもかけがえのない音として響いてきた。
最後のボレロの圧倒的な演奏は感動的だった。聞きながらこれからの日本の長期にわたる復興がボレロのように最初は小さな響きから次第に大きなうねりとなり最後に大きな喜びとなる日が来るように、との思いを重ねながら聴いた。
指揮の広上さんが最後に、皆が元気が出るように日本が心をひとつにできるようにと、アンコールに演奏されたのが、外山雄三さんのオーケストラのためのラプソディ。
冒頭中間部のフルートの奏でる切ない旋律が今回が大震災に被災された人々に重なって涙があふれてどうしようもなかった。後半は八木節を聞きながら東北に祭が復活する日が一日でも早く来る事を願った。
会場には首都圏オーケストラのブースが設けられ様々な広報活動や記念品が発売されていた。写真は千葉県のチーバ君。子供たちに愛嬌をふりまき一緒に写真を撮ったりしていた。私が携帯で撮ろうとしたらカメラ目線で応えてくれた。
演奏された方々、指揮者、その他大勢のすべてのスタッフに感謝。そして音楽を聴ける幸せに感謝。
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by hideonoshogai | 2011-04-02 07:50 | Comments(0)