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今度は左



2年前に苦しんだ五十肩
あの時は右肩甲骨の内側の筋肉に痛みを感じていたのに、4月の発表会に向けてチェロ弾を弾き過ぎたのがいけなかったと思います。
そして局所を暖めたのが誘因で激痛と右肩をほとんど上方に動かせなくなったのが6月中旬。元通りになるまで1年ぐらいかかりました。

今年の4月ぐらいから、今度は左腕の上腕三頭筋(肩関節寄り)に痛みを感じていました。
その頃は左腕をちゃんとまっすぐ真上に挙げることができたのですが
だんだんこの痛みが悪化してきて、今月になってから
左腕を真直ぐ上に挙げられなくなってしまいました。
前回右肩の時も酷くなったのは6月。
今回も6月。
私にとって、これじゃ6月は厄月だ。

幸い、今回は左肩関節全体まで及ぶ痛みではなく、2年前ほどの運動制限もありません。
4月以降、痛みを感じた時にはチェロは弾くのを止め、すぐに氷で冷やしていたので、肩関節周囲まで炎症が広がるのを防げたのかも知れません。

この歳になると、一旦、傷ついた筋肉はなかなか元通りにならない。
これ以上悪化しないよう、しばらくはチェロ弾きすぎないようにします。

とは言っても、クンマーのチェロ2重奏、ト短調をそろそろ仕上げなければ。
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by hideonoshogai | 2010-06-29 12:54 | 五十肩 | Comments(2)  

主題と変奏

ブラームスの室内楽の傑作、弦楽6重奏 1番は2楽章が特に有名です。

もう10年以上前に白鳥栄美子がこの曲をカヴァーして歌っていました。
彼女の歌声を聞きたくて検索していたらピアノにアレンジされた「主題と変奏」を見つけました。

この曲はブラームス自身が弦楽6重奏をピアノソロにアレンジし
彼が想いを寄せていたクララ・シューマンの誕生日にプレゼントしたもの。
ブラームス自身もこの曲がとても気に入っていたようです。

この動画の演奏者pianovirus さんはアマチュア演奏家なのですが
冒頭のテーマを聞いた瞬間から、彼のピアノの虜になりました。

途中で音を外しているところがいくつかありますが
そんなことは全く問題外。

彼がこの「主題と変奏」がほんとうに大好きなのがダイレクトに伝わってきます。



プロでもなかなかこれほど素晴らしい演奏にはお目にかかれない。

この曲、実はナクソスで1枚だけもっているので昨夜、解説を読み返したら
(詳しくはこちらで)
バッハのシャコンヌからかなりの影響をうけているのだそうです。
初めて弦楽6重奏1番2楽章を聞いた時、どこかで前に聞いたことがある響きだと感じたのですが、
そういうことだったのですね。
どちらもDminor。
無意識のうちにシャコンヌの響きが聞こえていたのかも知れません。
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by hideonoshogai | 2010-06-24 18:26 | 音源 | Comments(0)  

テレサ・カレーニョ・ユース・オーケストラ

下で記載したベネズエラの青少年オケ
テレサ・カレーニョ・ユース・オーケストラ
は今年の秋に世界ツアーデビューするようです。

詳しくはこちらで。

ボンが欧州ツアー最初の公演地で「運命」、ショスタコ9番、バーンスタイン「キャンデイード」を演奏。
ウィーン、ベルリン、アムステルダム、マドリッド、そしてロンドン
と続きます。

14歳から19歳の高校生で編成された青少年オケらしいのですが
演奏は単に個人の演奏技術が優れているだけではなく、その表現力もかなりのレベルです。
ちょっと荒削りと感じる部分もあるけど、とにかく若々しくてエネルギッシュ。

欧州ツアーで注目されればSBYOVに続き
またまた人気上昇するのは間違いなさそうです。

彼らのチャイコフスキーの弦樂セレナーデ4楽章。



チェロは8プルト16人、コンバスは13人いや14人?
とすると1st は20人ぐらいいるんでしょうか。
これだけの人数の弦楽セレナーデを聞くのは恐らく初めて。

最後なんか指揮者があおってすごい速さなのに
まったくずれていない。
聴衆も熱狂してまだ終わらないうちから拍手しています。
最後にアップで写っているかたは
エルシステマをはじめた関係者のお一人でしょうか。
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by hideonoshogai | 2010-06-18 18:03 | 音源 | Comments(2)  

"Teresa Carreño" Youth Symphony Orchestra "

先週の東京フィルのショスタコーヴィッチはいつもの
東京フィルらしさがなく、ちょっと不満が残る演奏でした。
やはり指揮者の問題かな?

前回聞いたときは良いと思ったのだけれど
ショスタコが彼にはあっていないのか。

ショタコ5番終わった時に
会場はエライ喝采だったけど、自分は醒めていた。

そんな欲求不満を一気に解消してくれる演奏に巡り会えた。

あのSBYOVを育てたベネズエラのユースオケ
"Teresa Carreño" Youth Symphony Orchestra "
SBYOVを芸術劇場で体験したときも驚愕だったのに
このオケはまたまた凄い。
SBYOVより、もっと年齢が若いようだ。

その演奏にはほんとうに圧倒される。(12番1楽章の後半です)



これはほんとにエキサイサイティングなショスタコ12番だ。
指揮者は勿論 Dudamel!

この曲の1楽章の冒頭では
チェロとコンバスだけで
この曲の「主題」を弾くのですが、この主題がまたいい。
演奏はこちらで。
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by hideonoshogai | 2010-06-16 19:10 | Comments(6)  

イトカワとチェロ

「はやぶさ」君が七年かけて旅してきた小惑星「イトカワ」。糸川英夫博士にちなんで命名されたのだそうです。今日の朝刊で初めて知りました。その糸川博士は趣味でチェロを弾いておられました。一度新聞か雑誌でチェロを抱えた博士の写真を見た事があります。
自分がチェロを再開して七年になりますが、その間、糸川博士とチェロの事を考えた事は一度もありませんでした。
記憶というのは面白い。すっかり忘れていた事が、ひょんなことから鮮明に蘇る。
糸川博士がチェロを弾かれた音源や映像はどこかに残っいるのでしょうか。
是非、一度聞いてみたいものです。


追記(2010.6.16)

「はやぶさ」君が散って行った瞬間の映像
(kebaさんがアップされてた動画をこちらでも貼り付けます)

まさに「美しき自己犠牲」



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by hideonoshogai | 2010-06-15 23:17 | Comments(8)  

MIAGI

以前、2度圧倒的な名演を聴かせてくれたイタリア生まれのピアニスト。
マリノ・フォルメンティ

2度目のステージのアンコールで聞いた彼のアレンジの「琵琶湖周遊の歌」を
もう一度聞きたくてマリノ・フォルメンテイィで検索してみました。

残念ながらお目当ての曲はアップロードされていませんでしたが、
指揮者として彼が演奏しているある青少年オケの音源に遭遇。

タイトルに「MIAGI」とあるので最初「宮城」かと思ったらまったく違っていて
MIAGI とは 
Music is a Great Investmentの略(直訳すれば:音楽は偉大な投資)。

HPをみてみると南アフリカ政府が2001年から青少年のために音楽を通じて人種間の隔たりを超えて相互の理解とpersonalityを育てるために始めた活動のようです。

まだあまりじっくり読んでいないので、間違っているかもしれませんが、このMIAGIを開始した背景には音楽を通じて南アフリカの青少年を人種差別、貧困、非行、麻薬、暴力、犯罪などから救済するという目的があるようです。
で、この南アフリカの青少年たちが、昨年の8月にベルリンで開催された青少年オケのフェスティバルで演奏した「新世界」がとにかく素晴らしいのです。

プロオケではないし、楽器もそれほど良いわけではないし、SBYOVに比べたらテクニックも相当劣ると思うのですが、とにかく彼らの音楽を聴いているとジーンとくるのです。

またバックの写真に写った彼らの表情が素晴らしい。
心の底から音楽を楽しんでいるのが彼らの笑顔からわかるのです。
不安げなまなざしのチェロの少年。
譜面を覗き込みフルートを吹く青年。
一人ひとりの表情が実に生き生きし、
ベルリンの晴れの舞台で「新世界」を演奏できる喜びにあふれています。

彼らの写真と一緒にはいっているのは南アフリカの風景でしょうか。
この景色がまだ実に美しい。

1楽章

2楽章


そして4楽章
この動画の冒頭で若者の中央にうつっているのがフォンメルティ。



私がもしこの演奏を聴いていたら観客の一人としてきっと熱狂していたことでしょう。


追記(2010.6.13)
フォルメンティは昨年11月にロサンゼルス・フィルの定期
あのGutavo Dudamel と共演していました。
指揮者としてはケント・ナガノの助手を務めていたようです。

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by hideonoshogai | 2010-06-12 17:20 | 音楽 | Comments(0)  

オールショスタコ

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今夜はこれから、サントリーで東京フィル定期。ハムレット、ピアノ協奏曲一番それに交響曲五番と刺激的なプログラム。早めに職場を出てゆっくり夕食とるつもりが、途中、診察受けた某病院で意外に時間をとられてしまった。ショス5の3楽章はチェロが美しいので楽しみ。久々なのでジーンと来ちゃうかも。
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by hideonoshogai | 2010-06-11 18:39 | Comments(0)  

ついに出た

このブログの中でもたびたび取り上げてきたチェロ奏者
渡邉辰紀さんの動画。
今までYou Tubeで見ることができなかったのですが
ついにアップされました。

4月18日に麻布10番で行われた伊藤大輔さんとのライブの模様ですが
いや~お見事です。
全部で動画は4つアップされています。
どれも臨場感あふれ熱い演奏ですが、ここでは特に気に入った
二つを貼り付けます。

まずは「ロッシーニの主題」の変奏曲。



ペレーニ大先生にボーイングを教わっただけに
やはり右手が凄すぎる。
ほとんど動いていないのにしっかり音がでている。
渡邉辰紀さんは、これがいつも驚きなのです。
とちゅうで、ちょっとひょうきんな面も見られて楽しめます。

もうひとつは
思い切りスイングしているチェロ。



どうしたらこんなピチカートができるのか!?

ジャズも正統派のクラシック曲もこれだけ弾きこなせるチェリスト。
渡邉辰紀さんはやっぱりすごい。

このアングルからの動画は
まるでライブを実際に見ているようですごくリアルでいいですね。
アップしてくださった「mameco3」さんに感謝です。
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by hideonoshogai | 2010-06-04 15:40 | 音源 | Comments(10)