カテゴリ:音楽( 101 )

 

猛暑日に奈良へ

暦の上では「立秋」の昨日、猛暑の奈良へ日帰りで出かけて来ました。
第41回わたぼうし音楽祭を見る為です。

今年は応募603作品があり8曲が入選しました。
午後1時半過ぎに会場に到着すると、炎天下、奈良県民文化会館前には行列ができていました。

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午後2時10分に開演し4時過ぎまで第1部で8作品すべて一気に演奏され,
休憩後の第2部で審査結果が発表されました。
最終結果は、こちらでごらんになれます。


「紙飛行機」が「わたぼうし大賞」、「サクヨサクラ」が「文部科学大臣賞」でした。
サクヨサクラの作詞者の後藤友貴さんは、進行性筋ジストロフィーに罹患していて
車椅子で酸素を吸いながら、ちから強く歌う姿に、感動しました。
後藤さんの移動は特別な車椅子を使うので飛行機は使えず
札幌から奈良まで陸路で11時間かかったそうです。

紙飛行を作詞作曲された大橋邦男さんと高橋利治さんは、もう20年以上毎年
わたぼうし音楽祭に応募されていたのですが、ずっと入選できずにいたそうです。

今年初めて入選し「大賞」を勝ちとり長年のお二人の夢が叶いました。
大橋さん車いすにすわりながら大好きなハーモニカを楽しそうに吹いていました。
ただドラムなど他の楽器の音が大き過ぎてハーモニカがあまり聞こえなかったのが残念です。


大賞を受賞された紙飛行機の冒頭30秒ほどこちらで聞けます。




受賞後、再演奏の前に、「今のお気持ちは?」と司会者に聞かれ
(この受賞のかげには沢山の落選者がいるとおもうと)「申し訳ないきもちです」とお答えになった「はるちゃん」
(高橋利治さん)の謙虚なお人柄が、そのまま力強く暖かな歌声となっていました。

詩の内容から、個人的に大賞候補ではないかと勝手に予想していた
風の手紙」は、入選曲としてはこれまで3曲しかない演歌バージョンでした。

歌い手が3番の歌詞でこの歌で一番メッセージ性のある大切なフレーズ
「この次生まれてもあなたの息子として 今は届かぬオンリーワンの母よ」の箇所で
2番の歌詞「今になってあの厳しさがわかる年となり幸せものだったとかみしめて生きている私」を再度歌ってしまいました。
これにはかなり驚きました。歌詞を間違えたから受賞を逃したのではないと思いますが
大切な歌詞が抜けてしまい遠藤さんもさぞかし残念だった事でしょう。

8作品とも、それぞれに作詞者と作曲者のおもいがこめられた力作揃いで、審査員の皆さんも選考がかなり大変だったと思います。

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by hideonoshogai | 2016-08-08 22:32 | 音楽 | Comments(0)  

渡邉辰紀さんのラフソナ

テレビ東京で毎週金曜夜に放映中の川井郁子さんの「百年の音楽」が収録されている
代々木上原の音楽ホール「ムジカーサ」が20周年記念アンコールコンサートを企画中です。
これまで渡邉辰紀さんはムジカーサで何度も演奏され「風天雷夢」で衝撃的演奏をされましたが、
来年度の初回には、コダーイの無伴奏とラフマニノフのチェロ・ソナタを演奏されます。

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まだ一回券が発売中のようですので渡邉辰紀さんのコダーイとラフソナを聞きたい方には
おすすめです。

詳細はこちらです。
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by hideonoshogai | 2015-03-06 21:10 | 音楽 | Comments(0)  

國松竜次ギターコンサート

2011年12月3日にティアラこうとうの小ホールで
ギタリスト國松竜次さん(以前ここで紹介)のオールピアソラプログラムを聴きましたが
明日の19時から、また同じ場所でコンサートがありますね。
当日券があるようなので、聴きにいけたら行ってみようと思います。

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by hideonoshogai | 2014-12-12 18:58 | 音楽 | Comments(2)  

祈り

3月に紹介した美声自衛官、三宅由佳莉さんが先月CDデビューしていました。
CDは8月28日発売の「祈り」

CDには「花は咲く」「坂の上の雲のテーマソング」も収録されており
NHKもこの美声自衛官に相当の関心があるのでは思っていましたが、
9月24日(火曜)午後8時からの「火曜コンサート」への出演が急遽決まったようです。歌うのは「祈り」のピアノバージョン。

この勢いからすると、今年の紅白にも歌う現役自衛官として初出演するかも知れない。

祈りのフルバージョンをアップします。



歌は勿論だけれど歌詞のメッセージが素晴らしい。
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by hideonoshogai | 2013-09-16 22:37 | 音楽 | Comments(0)  

オンファイアー

日曜日、渡邉辰紀さん渡邉麻美子さんご夫妻のコンサートを銀座に聴きに行って来た。
場所は4年前のイブイブコンサートを聞いた銀座のこじんまりとした音楽サロン

今回も辰紀さんのチェロに圧倒された。
辰紀さんのチェロは、本当にまるで歌うかのうように聞こえてくる。
デュプレに捧げたという「On fire」を聞くのは2度目だが
「多発性硬化症」という難病に冒されチェロが日に日に弾けなくなっていったデュプレの
心情を考えると聞いているのが辛くなる壮絶な音だった。
あの難曲をチェロであれほど完璧に弾ける人はそんなにたくさんいないのではないか。
ピアッティも超絶技巧のオンパレードだった。

プログラム
ピアソラ:リベルタンゴ
バッハ:無伴奏チェロ組曲 2番
シューベルト:アルペジョーネソナタ

ピアッティ:トロヴァトーレの想い出
ヒース:On Fire

アンコールはデトモルト音楽院の留学時代にご一緒だったクラリネットの白川さん
が飛び入りで参加。
白川さんが作曲された「遥かなる」「実り」の2曲をトリオで演奏。
しっとりした良い曲だった。特に「実り」はブルッフの「8つの小品」
を連想させるような素敵な曲だった。


ヴァイリンで演奏されたOn fire の音源を
こちらで聞く事ができます。

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by hideonoshogai | 2013-05-27 16:58 | 音楽 | Comments(0)  

郡山2中 その2

郡山2中の管弦楽団のシェエラザードには、本当に驚き感動しましたが
あの演奏の一年前の東北大会での
演奏の動画を見つけました。

曲はチャイコフスキーの幻想序曲「ロミオとジュリエット」。
この曲は一度だけ弾いたことがありますが、はっきり言って難曲です。



この演奏でもやはり日本一だったようです。
特に3:25から4:06までの弦がユニゾンで疾走するところは見事。
ここは難所ですが、研ぎ澄まされた鋭い響きがみごとにぴたり決まり
下手なプロオケよりも上手いんじゃないかと思うぐらい圧倒されます。
2nd Vnのトップサイドの子もそうだけど、体の動きがもう音楽になっている。

平成23年というと震災があった年。
郡山市内もかなりの被害があったはず。
あの時からたった半年あまりでこんな素晴らしい演奏をする
貴方たちは本当に素晴らしい。
あなた達の感動的な音楽は勇気を与えてくれます。
心から拍手を送ります。
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by hideonoshogai | 2013-05-05 00:58 | 音楽 | Comments(0)  

風天雷舞 其の参

木曜の夜に
風天雷舞 其の参を聞いてきました。

今年は休憩前が
ヴァイオリン2本デュオ(イザイのソナタ)
ヴァイオリン+ピアノ(牧神の午後)

休憩後が
ヴァイオリン+チェロ(アルベニス:アストゥーリアス)
ヴァイオリン+ピアノ(年老いた辻音楽師のように)
チェロ+ピアノ(オンファイヤー「ジャクリーヌ・デュプレに捧ぐ」)
ヴァイオリン+ピアノ(カルメンファンタジー)
最後が
ヴァイオリン+チェロ+ピアノ(ブエノスアイレスの夜)

どれも熱い演奏で素晴らしかったけれど
渡邉辰紀さんのオンファイヤーには圧倒されました。

どうしたらあんな熱い演奏ができるんだろう・・・・

それと新井さんのピアノが昨年よりも凄かったような気が。
聞いた位置が昨年とは全然違ったのでそう感じたのかもしれません。

会場内には今年も東京フィルのメンバーが、
ビオラトップ、2ndヴァイオリントップお二人、
チェロ3名など・・他にも大勢聴きにいらしてました。

アンコールは2曲で終演は9時半過ぎ。

その後とんかつ武信で醤油かつどんをいただきました。
とてもあっさりした味付け。お肉もすごく柔らかい。

風天雷舞 来年も今から楽しみです。
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by hideonoshogai | 2011-12-17 13:27 | 音楽 | Comments(0)  

コントラバスとフルートの競演

西千葉の椿ホールで東京フィル・コントラバス奏者の小笠原さん遠藤さんそれに
フルートの森川さんによる室内楽を聴いてきました。

コントラバス2本とフルートという組み合わせが不思議だったのですが
冒頭の遠藤さんのお話で謎が解けました。
椿ホールのオーナーが遠藤さんとお知り合いだそうで、オーナーから
「遠藤さんと小笠原さんは弾き方が似ているのでお二人で何か演奏してくれない?」
と2年前に依頼があり、さすがにコンバス2本ではきついので、フルートの森川さんのお声をかけてこのアンサンブルが実現したとの事でした。
しかし実際に演奏するとなるとこの組み合わせのための譜面はほとんどないので
いろいろ小笠原さんがアレンジされるなど昨日の演奏までにはいろいろご苦労があったようです。

曲は前半が7曲、後半が9曲。
コンバスのソロ(前半に小笠原さん:グリエール「タランテラ」後半に遠藤さん:カザルス「鳥の歌」)、フルートのソロ(ドンジョン「おしゃべり」)も含め
コンバスのduo(ハイドン、クープラン、バッハ)、フルート+コンバス1本(ジョプリン「エンターテイナー」フルート+コンバス2本(モーツァルト「魔笛から、おいらは鳥刺し」「KV619小カンタータ」「K618アヴェヴェルム」、メンデルスゾーン「無言歌」ピアソラ「ナイトクラブ1960」その他)とプログラムは多彩で前半も後半も最後はピアソラ。

小笠原さんはピアソラが大好きなようで「タンゴの歴史」から「Bordel-1900」と「Night clube1960」をアレンジされており、演奏も熱かったです。
前半で演奏されたメンデルスゾーンの無言歌(チェロでよく弾く無言歌ではなく、賛美歌になっているオリジナルがピアノ曲だそうですが)がすごく美しかった。
あの曲はチェロ・アンサンブルでもいつか弾いてみたい。
1曲ずつ遠藤さんによる解説つきでお話も面白く2時間がとても楽しめました。

終演後には、演奏者とワインを飲みながら談話する時間があり、
遠藤さん森川さんにごあいさつし自分が東京フィル・サントリー定期会員であること、チェロを弾いていることなどちょっとお話させていただきました。

今週金曜にもサントリー定期がありますが自分の席からは(RAブロックなので)
コンバスが見えないのが残念です。

このアンサンブル、また次回を楽しみにしています。
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by hideonoshogai | 2011-06-20 12:31 | 音楽 | Comments(0)  

29日のN響アワー

当初は3月13日に放送の予定だった
マーラーの3番
大震災で放送が中止になった、と諦めていましたが、
お蔵入りにはならず、29日のN響アワーで放送されます。

こんな大災害の後の傷ついた心に
1楽章の破壊的な響きだけでなくこれとは対照的な
4,5,そして6楽章の天上の響きに共感し
感動を新たにすることと思います。

この壮大な曲を直接被災された皆さんは勿論
一人でも多くの皆さんに聞いていただきたい。

マーラーは今から100年も前に
まるで今回の恐ろしい地上の出来事を予想し
その困難に立ち向かう我々へのメッセージをこの曲に込めたかのようです。
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by hideonoshogai | 2011-05-23 17:49 | 音楽 | Comments(0)  

斎藤輝彦コントラバスリサイタル

大震災からちょうど1カ月たった冷たい雨の降る夕方、東京文化会館に向かい
以前からとても楽しみにしていた斎藤輝彦さんのオール・ボッテジーニ・リサイタルを
聞いてきた。

ボッテジーニのことは今までまったく知らずにいたが
斎藤さん曰く、これまでで一番素晴らしいコントラバス奏者・作曲家でこれから
たとえ2000年、時が過ぎたとしてもボッテジーニを超えるコントラバス奏者は出ないだろう、とチラシに書いているほど凄い人だったようだ。

実際にボッテジーニを聞いてみると
コントラバスにオペラのアリアを歌わせるような、歌心あふれる美しいメロディと
パガニーニを連想させる超絶技巧の連続。

斎藤さんのコンバスの音色はほんとに柔らくて美しい。
指板の端から端まで飛ぶような難所もさらりと弾いていた。

休憩後にチェロの渡邉辰紀さんとの2重奏は圧巻だった。
なんでも斎藤さんが最初に演奏会をされて時以来22年ぶりの競演だったそうだが
息もぴったりでチェロとコンバスの音色と音域の対比がすごく良かった。

アンコールは3曲。
まずバッハ無伴奏チェロ1番プレリュード。
チェロと同じ音域で弾くので最初から指板の真ん中あたりで親指ポジションではじまる。
6番をチェロで弾くような難易度なのだろう。

次がラフマニノフのチェロソナタの3楽章。
これも実に味わい深い音だった。
ピアノ伴奏の吉岡さんのピアノも凄く良かった。
桜の散りゆく季節だからこの曲を選ばれたのだろうか・・・

そして最後がロンドンデリーをトリオで。
これがほんとにほんとに素晴らしかった。
いままでロンドンデリーはライブでも音源でもいろいろ聞いてきたけれど
昨夜のロンドンデリーは一番感動的だった。

イタリアでコンバスの曲だけをリリースしているNBBというレーベルから
斎藤さんのCDが2枚発売されていたが
2枚とも即購入。

昨夜演奏された曲がこの2枚に収録されているので
しばらくはこのCDで昨夜の余韻に浸ろうと思う。
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by hideonoshogai | 2011-04-12 18:03 | 音楽 | Comments(2)