カテゴリ:チェロ( 249 )

 

ロビーコンサート

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猛暑の中、渋谷Bunkamuraまで、チェロ渡邉辰紀さん、ピアノ佐伯真魚さんのロビーコンサートを聞きに行って来た。
12:30スタートだったので30分前に到着。当初は立ち見のつもりだったが、ずっと立ち通しも腰に負荷がかかるので
ロビーラウンジの一番奥の席に案内されコーヒーを頼んだ。

曲目は
マリー・アントワネットの歌曲から:我が娘に、魅惑の肖像画、他1曲(曲名失念)
ビゼー:歌劇「カルメン」から間奏曲、とハバネラ
サンサーンス:白鳥
フォーレ:夢の後に
グラナドス:オリエンタール
そして
ポッパー:ハンガリアン・ラプソディー

佐伯さんのピアノは、初めて聴いた。控えめではあるが、柔らかいタッチで
辰紀さんのチェロにぴったり寄り添っている。
辰紀さんの、演奏は、いつものようにゆったりしたボーイングで
豊かな音を響かせていた。
特に、聞かせどころが盛りだくさんのポッパーが圧巻だった。

ちなみに写真は演奏に先立ち、渡邉辰紀さんが、マリー・アントワネットの曲について
解説している場面。
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by hideonoshogai | 2014-07-26 22:55 | チェロ | Comments(2)  

ラチェザール・コストフ

昨日、渋谷の大和田さくらホールで以前から一度聞いてみたいと思っていた
ラチェザール・コストフさんのリサイタルを聞いて来ました。

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前半は渡邉辰紀さんと高橋泉さん富永佐恵子さん
谷口賢記さんとのチェロアンサンブル。

ショスタコービッチ
 プレリュード
 ワルツ
 ポルカ
ピアソラ
 オブリビオン
 天使の死
AH西川
 「遺灰から」世界初演
ビゼー
 カルメン幻想曲

後半がヴィクター・ヴァルコフさんピアノ伴奏でのソロ。
すべてが暗譜で一度も舞台袖にひっこまず一気に演奏しました。

ボッケリーニ チェロソナタG
シチェンドライアン アルベニスを真似て
マルティヌー ロッシーニのテーマによる変奏曲
リスト ハンガリー狂詩曲 2番

コストフさんはチェロを豊かに鳴らし、歌い、自在にあやつる右手から
流麗な音が溢れます。
ヴァルコフさんのピアノも存在感があってとても素晴らしかった。

アンコール1曲目は大好きなRシュトラウスの「朝」でした。

観客は演奏者や作曲者の関係者が多いためかとても大人の雰囲気の素敵な演奏会でした。
ロビーには何故か八坂神社・明治神宮・靖国神社など神社関連のお花が多かった。

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写真は終演後のコストフさんとヴァルコフさん。
一番右がヴァルコフさん隣がコストフさん。

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久々に大満足の一夜でした。

⬇の動画はアンコール2曲目の
イベールの「白いロバ」5年前のさくらホールでの演奏です。


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by hideonoshogai | 2014-05-31 06:44 | チェロ | Comments(2)  

ペレーニ大先生のバッハ無伴奏6番のサラバンド

)

技術的にも音楽的にも、おそらく一番難しい曲であろう
この曲をいつか弾いてみたい。

3年後、5年後いや10年後・・・
どれぐらいかかるかわからないが
一生かかっても弾けないかもしれないけど
大先生のこの演奏から多くを学びながら、いつか弾けるようになりたい。

それにしてもこの難曲中の難曲をこんなに幸せそうな表情でサラッと弾いてしまう
ペレーニはやはり凄すぎる。
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by hideonoshogai | 2014-03-13 23:48 | チェロ | Comments(11)  

ペレーニ

土曜日に浜離宮朝日ホールでペレーニのチェロを聴いて来た。
彼の生チェロはこれで4度目。

前回は2011年3月のショスタコのチェロコン2番

前々回は2010年5月フィリアホールでの
バッハ、コダーイ、ブリテン。

今回も、バッハ無伴奏4番はゆっくり目なテンポではじまり
実に自然に響かせる。とても自然な響きなので彼のチェロは聴いていて全く疲れない。
いつもながらの無駄の無いボーイングから実に芯のある澄んだ音がする。
今回2階R2の席だったので彼の楽器や手がとても良く見えた。
ゆっくりしたボーイングの時でもかなり駒よりの場所を弓が動いている
あのゆったりしたボーイングであれだけ駒の近くを弾いて音が全くつぶれないのは
至難の技だ。
後半、アルペジョーネ、コダーイと進むにつれ、楽器の鳴り方が前半とは違ってきた。

ピアノはペレーニの息子さん。
後半の最後の曲が終わって舞台袖に引く時に、その息子さんの肩をペレーニが
軽く「ポンポン」と2度叩いたのがとても印象的だった。
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by hideonoshogai | 2014-03-10 12:45 | チェロ | Comments(11)  

BruchのCanzone

来月の発表会で弾くブルッフのCanzone の練習をアップします。

先週末の大雪の土曜に、ピアノ合わせも併せて90分ほどレッスンを受けてきました。
全体を通して、この曲のゆったりとした雰囲気が出せるようには、なかなか弾けません。
慌てなくていいところで慌ててしまったり、音を十分のばしていなかったり
特に、16符音符や三連符を急いで弾いているのがまずいです。
16符音符で余裕がなくバタバタしてしまいます。
78〜83小節、次の音を取ろうとして、スラーのついている3連符の最後の音が短くて急いでいる。
速い曲ならまだしも、こういうゆったりした曲で16符音符を早く弾いてしまう悪い癖がでています。

それからハイ・ポジションで音程の悪さが目立ちます。
109小節のシ♭は、これまでビシッと決まったためしがない。

発表会まであと20日。
悪い癖を矯正しないと・・・。

反省も含めて昨日の個人練習の録音をアップしておきます。


ソロパートの譜面はこちらで見られます。

ちなみに「Canzone」はブッルフの代表的なチェロ曲「コル・ニドライ」に比べると、
ほとんど演奏会でとりあげらることもなくCDもほとんどありません。
私も最近までこの曲を知りませんでした。
この曲は、実は「コル・ニドライ」と同様に
ブルッフの友人であるチェロ奏者 ロベルト・ハウスマンに献呈されています。
旋律がとても美しく、もっと多くのチェリストに弾いて欲しい曲です。
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by hideonoshogai | 2014-02-12 19:30 | チェロ | Comments(2)  

こんな音

今年は、チェロでこんな音が出せるようになりたい。
無理とわかっていても、こんな音にすこしでも近づきたい。

「オーケストラの人にきいてみよう」のチェロをクリックし
「音を聴いてみよう」をクリックすると
渡邉辰紀さんのホルストの「木星」のチェロ・ソロが聴けます。

弓のもち方も「脱力してもちます」この一言につきますが
これが、やはりとても難しい。
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by hideonoshogai | 2014-01-10 18:55 | チェロ | Comments(6)  

鏡の中の鏡

最近偶然見つけた不思議な曲です。
ピアノの単純な分散和音に続いて
チェロもただ音階をゆっくり弾いているだけ。
その音階も同じ音を上がったり、下がったり。
ただそれだけの曲ですが、とても魅力的な響きです。




でもこういう曲こそ弦楽器は一番難しい。
それに、これでけ同じ音が続くと
ピアノは自分がどこを弾いているのか迷子になりそう。
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by hideonoshogai | 2013-12-22 22:25 | チェロ | Comments(0)  

ガスパール・カサド・チェロコン本選

たった今、ガスパール・チェロ・コンの本選を
UstreamTVで見終わった。

1次は全く、2次も2日目の一部しかみておらず、
本選の映像・音だけから受ける個人的な印象では

1位 チョ・ブラノン プロコフィエフ
2位 キム・ミンジ エルガー
3位 ホー・ミーハオ シューマン

という感じがするが、審査の結果は果たしてどうだろうか?

ところで本日の本選に残った3名は、2次審査では3人全員とも3日目に演奏していた。
1日目と2日目からは一人も本選に残らなかった。
3日目の3人が選ばれたのは、たまたま・・であろうか?

(今日は、東京フィルの渡邉辰紀さんがソリストの右にずっとアップで写っていた。)
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by hideonoshogai | 2013-11-30 16:20 | チェロ | Comments(0)  

ケラスのバッハ無伴奏

東京オペラシティでケラスのバッハ無伴奏全曲演奏会を聴いて来ました。

ケラスの生音は2008年11月以来ですが、いつも通りの自然体の弾き方に
魅了されました。楽器を力まずに鳴らす、まさにお手本のような奏法。

2時開演で
1番、4番
15分の休憩
3番、5番
15分の休憩
2番、6番
終演は5時過ぎ。

3階R1-18だったのでケラスの左手と右手がばっちり見えました。
どれも端正ですばらしかったけれど、5番サラバンドと2番のクーラントが特に
印象深かった。そして6番のプレリュードの圧倒的なスケール感。
バッハ全曲を一日で全部聴ける機会は滅多にないことですが、ケラスによる
あれだけ中身の濃い無伴奏の演奏が
3000円以下で聴けるというのは、ちょっと驚きです。

今日のリサイタルの特筆すべき点をもう1つ付け加えると、聴衆が素晴らしかった。
タケミツホールはほぼ満席なのに、咳払いやチラシを捲る音などの騒音がほぼゼロ。
聴衆のほとんどがすごい集中力で聴いていたので、
(チェロ好きの方がほとんどだったということ)
ケラスも観客との一体感を感じとても弾きやすかったのではないでしょうか。

バッハを弾くヒントをケラスから沢山もらえたリサイタルでした。
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by hideonoshogai | 2013-11-16 23:51 | チェロ | Comments(0)  

2013弦楽器フェア

11月3日に九段の科学技術館で開催されている弦楽器フェアへ行って来た。
今年で56回目だが、今まで行きたいと思いながらなかなかチャンスがなかった。

国内外のたくさんの弦楽器製作者・会社のブースで
一度にいろいろな楽器を見たり触れたり試奏できる。

フランスから毎年参加されているらしいニコル・デュモンさんの渋い色のチェロを眺めていたら
後ろから「そのチェロはとてもいいですよ」と話かけられ振り返ってみたら
なんと倉田澄子先生だったので、びっくり。

なんでも倉田先生は毎年生徒さんと一緒にこの弦楽器フェアにいらっしゃっているそうで
このニコル・デュモンさんのチェロはあの宮田大さんもかつて弾いていたそうだ。

初対面の私のような者のために、いろいろフランス語で通訳してくださり
とても親切にして頂いた(この場をお借りして改めて倉田先生にお礼申し上げます)。
デュモンさんのチェロを試奏させていただいたが
とても反応がよく、良く鳴って重厚な響きがする。
でも、なにせ周囲のあちこちからいろんな楽器の音が
とんでくるので、客観的に音色を聴く事が困難だったのがちょっと残念。

3日は地下のホールで
辻本玲さんのミニコンサートが13:30と15:30からそれぞれ45分ずつ二回開催され
6本×2回、計12本のチェロを間近で聴き比べる事ができた。
音がすこしこもり気味のチェロ、C〜A線までバランスよく鳴るチェロ、低弦がすごく鳴るチェロ
12本それぞれ音に個性があり
どれが一番自分の好みなのか5分ぐらい聴いただけではなかなか判断できない。
特に、徳島の猪子宏明さん、埼玉のフィリップ・クイケンさん(あのバロック音楽奏者のクイケンさんのご子息らしい)のチェロが気に入り2つとも試奏させてもらった。またお二人と楽器製作のご苦労などいろいろ直接お話できて良かった。

N響の故徳永さんが最後に弾いていたチェロ(佐藤正人さん製作)が佐藤さんに師事された沢辺稔さんのブースに展示してあり、このチェロも試奏してきた。楽器がとてもよく鳴るのに驚いたが佐藤さんが製作したという弓が吸い付きが良くとても弾きやすくて2度びっくり。

そんなこんなで、あっという間に5時間が過ぎた。
来年もまた時間があれば是非行ってみたい。


追記(2013・11・22)
sakamotoさんという方がYou tube に弦楽器フェアでのチェロ試奏の様子をアップしています。
⬆で紹介した猪子宏明さんのチェロは1:50〜
佐藤正人さんのチェロは3:56〜でてきます。


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by hideonoshogai | 2013-11-09 17:09 | チェロ | Comments(0)