カテゴリ:多重録音( 11 )

 

多重録音の改訂版

これまでアップしてきた多重録音は各パートのトラックを分離せずに
所謂モノラル録音状態でしたので、音の分離が不明瞭でした。

今回、各トラックを左右にすこしずつ位置をずらしなが分離し新たにステレオ録音で編集しなおしたので各パートが、かなり聴き易くなっていると思います。

ハイドンのコラール
モーツァルトのアヴェヴェルム
シベリウスのフィンランディア賛歌と祝祭アンダンテ
を4つまとめてアップしました。



0:00 - 2:41 Chorale St Antonni(Haydn) 5 cellos
2:42 - 5:08 Ave verum Corpus(Mozart) 4 cellos
5:09 - 8:33 Finlandia Hymn(Sibelius) 4 cellos
8:34 - 13:41Andante Festivo(Sibelius) 10 cellos


ステレオに編集しても良いことばかりでもなく
各パートが明瞭になった分、細かい傷も目立ちます。

ヘッドフォンで聴いたいただいたほうが音の分離が明瞭と思います。

拙い演奏ですが、クリスマスイブの夜に、聴いていただければ嬉しく思います。
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by hideonoshogai | 2015-12-24 19:20 | 多重録音 | Comments(8)  

天には栄え

クリスマスが近づいているので、クリスマスキャロルを多重録音しました。
クリスマスになると巷でよく流れるこの曲
メンデルスゾーンの作曲とは知りませんでした。

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もともとはチェロ三重奏ですが、すこしアレンジし
1コーラスはチェロ・ソロで、2コーラス目をチェロ3重奏。
そして、3コーラス目にPizzと電子オルガンを加えました。
電子オルガンは職場のボランティア演奏でいつも伴奏してくださる
音楽療法士Rさんにチェロのみの音源をヘッドフォンで聴いてもらい
自由に弾いてもらいました。



当初はオルガン風の伴奏をイメージしてお願いしたのですが
Rさんが、この「天には栄え」には「荒野のはてに」がピッタリ合うので
裏旋律でいれたら面白いのではないか、との提案があり
試みで録音してみたのがこの音源です。

通常の音量バランスでは電子ピアノがチェロに隠れてしまうので
電子ピアノとチェロのPizzを一番音量を上げ
主旋律を一番音量を下げ、トラックを分離し所謂ステレオ録音にしました。
チェロは3番チェロを一番音量を上げ重ねています。

3コーラス目の電子ピアノを注意深く聴いていただくと
「荒野のはてに」が聞こえてくると思います。

ヘッドフォンで聴いていただいた方がはっきり聞こえると思います。

画像は⬇のブログから十勝川温泉の夜景を使わせていただきました。
こちらこちら

ところで今までアップしてきた多重録音はモノラル録音で各パートの分離がイマイチでしたので
今後ステレオ録音の改訂版をアップしていきたいと思っています。
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by hideonoshogai | 2015-12-23 05:53 | 多重録音 | Comments(0)  

ハイドンの聖アントニウスのコラール

2009年9月にダンベルドアさんたちと一緒にチェロ・アンサンブルをした時に
この「Chorale St Antoni(聖アントニウスのコラール)」もスコアを頂きました。
チェロ5重奏の一人アンサンブル多重録音です。

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ハイドンのディベルティメント1番の2楽章でChorale St Antoniと副題がついています。
ブラームスがこの主題をもとに変奏曲を作曲しているので、とても有名です。



まず1番チェロを弾き、1番チェロを聴きながら2番〜5番チェロを弾き
5声を一気に重ねてみました。

16分音符など、まだ結構雑な箇所がありますが、最初のシベリウムの頃に比べるとズレがだいぶ少なくなっている気がします。

1番チェロを聴きながら弾くと出だしは、ほぼ同時に弾いているつもりでも、どうしても僅かに
遅れてしまいます。Garege Band で重ねる際に、その微妙な時間差をどう調整するかで
全体の重なりの仕上がりが違ってくるようです。

全体を、もっとレガート気味に弾いた方が良いのかも知れません。

写真は、無料のダウンロードサイトから函館の風景を選びました。
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by hideonoshogai | 2015-11-25 21:44 | 多重録音 | Comments(4)  

Pieta Signore 憐れみを、主よ

今から6年程前にこのブログで紹介した

ARIA di CHIESA 教会のアリア
(別名 Pieta Signore 憐れみを、主よ:こちらの曲名の方が有名かも知れません)をアップしました。
この曲はStradellaの歌曲を、Bazelaire がチェロ3重奏にアレンジした譜面を使いました。

これまで多重録音してきた曲に比べ、
各パートに休みが多い、途中でテンポが変わる、シンコペーションが多用される、
刻みが多い、などの理由でこの曲は難易度がとてもとても高かったです。

フォルダに保存してあった音源ファイルは実に24個にもなりました。
レコーダで録音しその場で直ちにボツにした音源は倍以上はありますので、
多重録音でここまでくるのに相当、試行錯誤を繰り返しています。

この曲では2番チェロにシンコペーションと重音の刻みが多用されるのが特徴です。
特にフェルマータの後、八分音符の刻みが始まる時、1番チェロは四分音符を弾いているので
1番チェロを聴きながら2番チェロを弾くと、どうしてもテンポを探るような刻みになって
しまい、縦の線が合いません。

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シンコペーションになるともっと厄介です。
2回目にシンコペーションがでる箇所では、piu mossoで一旦テンポが早まったあと
元のテンポに戻るので何度やってもピタリとは合いませんでした。

昨日の録音もあちこちずれが目立ち不完全です。
しかし、今までの中ではこれが一番良く
何とか聞くに堪えうるレベルなので、アップすることにしました。



画像はクロード・モネのマヌポルト(エトルタ)です。

ちなみに原曲には、こんな歌詞がついています。

主よ憐れんでください。
もし、私の祈りがとどくのでしたら
私を罰しないで、
憐れみを与えてください。
永遠の地獄で罰しないでください。
大いなる神。

⬇のエントリーで触れた緩和病棟のSさんが先週末に旅立たれました。
残念ながら、この曲をSさんに捧げる事になってしまいました。

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by hideonoshogai | 2015-11-09 12:25 | 多重録音 | Comments(0)  

アヴェ・ヴェルム・コルプス(チェロ4重奏)

モーツァルト晩年の傑作
「アヴェ・ヴェルム・コルプス」(チェロ4重奏)をUPしました。

今回は少し録音の方法を変えました。
まず、1st celloを録音します。
次に1st celloをヘッドホンで聴きながら2nd celloを録音します。
ここまでは、今までと同じです。

以前は3rdと4th celloも1st celloだけを聴きながら弾いていましたが
今回はここで1st celloと2nd celloをGarage Band に読み込み重ねます。
この重ねた音源をヘッドホンで聴きながら3rdを録音し
さらに3rdもGarage Band に読み込み重ねます。
そして1,2,3パートを聴きながら4パートを弾き、全パートを重ねました。

この方法の方が、実際にアンサンブルをしている感覚に近いものがあります。

この曲も譜面面は一見簡単そうにみえますが
⬇の箇所は各パートが微妙にずれ、合わせにくく苦労しました。

今回重ねた音源を聴きながら弾く方法に変えたのはこの部分を弾き易く
するためです。

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付点二分音符の3拍伸ばす箇所も短くならないように意識しました。



拙い演奏ですがクロード・モネの絵画
ラ・グルヌイエール、
夕暮れのサン・ジョルジョ・モッジョーレ、
そして睡蓮
をバックにお楽しみ頂ければ幸いです。

弦を張り替えて2週間経ちだいぶ音が落ち着いてきました。
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by hideonoshogai | 2015-10-31 23:10 | 多重録音 | Comments(4)  

祝祭アンダンテ(多重録音)

今年はシベリウス生誕150周年なので、弦楽5部+ティンパニの為に作曲された
祝祭アンダンテを多重録音してみました。



Vn1,Vn2,Viola,Cello,Bass,そしてティンパニを2、2、2、2、1、1で弾いているので
計10トラックです。
このトラック数になると合わせるのはかなり大変で、ずれている箇所が沢山あり
お聞き苦しいと思います。

一番問題なのはやはり音符の長さがいい加減なのが未だに治りません。
例えば付点4部音符や付点2部音符がいつも微妙に短いので
下で刻んでいる4部音符に合いません。

通常のレッスンでも音符の長さがいつも短いと師匠から注意されていますが
これは本当に私の悪い癖です。

例えば28小節目から(1分45秒ぐらいから)チェロ・ベースにシンコペーションがはいる箇所でバイオリン・パートの付点4部音符が僅かに
短いのでチェロ・ベースのシンコペーションとずれてしまいます。
チェロ・ベースの2部音符も微妙に短いのでさらに合わなくなります。
あと36小節の1st Vnの付点二分音符もきちんと3つ伸ばしていないので
伴奏の4部音符と合わなくなってしまいます。

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シンコペーションの所は、
最初の録音を聴くとなにか不思議な不響和音の固まりのように聞こえたので
チェロ・ベースの裏拍をかなり強調して弾き、すこしだけ響きが改善しました。

やはり音符の長さをきちんと弾くというのは当たり前でもっとも基本的な事項ですが
これが本当にいい加減であることを、多重録音を試みて改めて思い知らされました。

そういう意味でも、この多重録音はチェロ・アンサンブルの基本的な訓練にとても役立ちます。

この曲、最後にたった4小節だけですがティンパニの出番があります。
スコアにアドリブと書いてあるので、無しでも良いのでしょうが
せっかくのチェロ多重録音なので、ティンパニも開放弦D,Gを使って細かく
刻み tr~~~~の感じを出してみました。

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写真はダウンロードフリーのものを使いました。
ヘルシンキのシベリウス公園のモニュメントはパイプオルガンをイメージさせるような
独特の造りで、今から30年以上前に訪ねた時の印象が今でも鮮明に蘇ります。

ちなみにこの祝祭アンダンテで、You tube アップ60ヶ目の動画となりました。
そして8年前からずっと弾きたかった大好きな曲をやっと自分で音にすることができました。
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by hideonoshogai | 2015-10-05 19:29 | 多重録音 | Comments(6)  

見上げてごらん夜の星を(チェロ3重奏)

音楽療法の現場で患者さんからリクエスト頻度の高い
「見上げてごらん夜の星を」のチェロ3重奏版をアップします。

もともとは男性3部合唱で、これをある方がチェロアンサンブル用に
アレンジした譜面を使いました。



今まで多重録音した曲では、主旋律は1st cello のみでしたので、1st celloのパートだけまず録音すれば
良かったのですが、この3重奏では主旋律が1st ➡ 3rd  ➡ 2ndと変わるので
ちょっと工夫が必要でした。

冒頭は1st celloがアウフタクトで入るので2小節目の頭は合わせ易いのですが
後半は1st celloは全音符をずっとのばしているだけです。
繰り返しの後は、前半は一番細かい動きをする3rd celloを弾き、最後にもう一度主題が出てくる箇所からは主題を2ndチェロが歌うので途中から2nd celloのパートを弾くようにしました。

整理すると
1回目に 繰り返しまでは1st cello
      繰り返しの後は3rd cello  2回目の主題から2nd cello
をまず録音し

この録音をヘッドフォンで聴きながら

2回目録音  繰り返しまでは2nd cello  繰り返しの後は ずっと1st cello
3回目録音   繰り返しまで3rd cello   繰り返しの後は 2nd cello
        2回目の主題からは 3rd cello

といった感じです。
毎回弾くパート順がちょっと複雑なので、間違い易く録音を何度も繰り返しました。

後半24小節からは1stと2ndの八分音符動きが交互に繰り返されるので
相手パートを聴いてしまうとずれ易く正確にカウントして弾く必要があります。

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最後の3小節の付点四分音符や八分音符が今回も微妙にずれていたり
アップ弓からダウン弓へ音が切れて繋がらない時がある、等今後への課題が多いです。


画像はダウンロードフリーの星空の画像を使いました。
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by hideonoshogai | 2015-09-22 13:27 | 多重録音 | Comments(2)  

フィンランディア賛歌 チェロ4重奏

シベリウスのフィンランディア賛歌を多重録音してみました。



この曲、実は2009年9月に西宮でダンベルドアさん、フルフルハウスさん他の皆さまとチェロアンサンブルをした際にダンベルドアさんから頂いた譜面です。パソコンに保存してあるのを思い出し久しぶりに弾いてみました。

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最初は、4声がほとんど同じように動くので合わせ易いのではないかと思っていました。
ですので、各パートをメトロノームに合わせ弾き、録音した各パートを重ねれば簡単に
多重録音できる、と思っていたら・・・・とんでもない。

譜面通りに弾いているつもりでも、(特に長い)音符の長さがバラバラで全く合いません。
逆にいうと「ふだんどれほどいい加減に弾いているか、よくわかった」ということです。

この反省をもとにできるだけ譜面どおりに弾くように務めました。

ただアヴェ・マリアとは異なり、
この曲では、前奏なしで、いきなり4声同時に始まるので曲の冒頭を合わせるのが大変です。

多重録音の経験豊富なYutaponticelloさんから、そういう場合には「ブレスがとても重要」と教えていただいたのでさっそく「ブレス」を試みました。
具体的には、1st celloを弾く時に意識的にブレスを大きくとり、2番〜4番チェロを弾く時に1st celloを聴きながら弾き最初の出だしはブレスを感じて音出ししました。

最初の付点四分音符と八分音符の長さがバラバラなど、
まだまだ細かい部分がピッタリ合っていませんが、初4重録音記念としてアップしておきます。
4声だと2声とは全然響きが違います。
響きが重厚になるのを狙いどのパートも敢えて開放弦を沢山つかいました。
フィンランディアはもともと男性4部合唱曲なので、チェロ4本の響きは男性合唱の響きに似ているかも知れません。

恐らく繰り返しは通常1回で、2回通して終わりなのでしょうが、
冒頭が合わなければ、最初の部分をカットするつもりで3回通して弾きました。
各トラックを重ねて見たところ、あまり大きなずれもなかったのでカットせず全部アップしました。
やはり「ブレス」は実際のアンサンブル同様、多重録音でもとても大事です。

ちなみに、画像は「フィンランド フリー 画像」で検索しフィンランドらしい画像を貼付けてみました。


追記(2015年9月17日)
You tubeのタイトルを
Finlandia Hymn 4 cellos から Finlandia Hymn "Be still My Soul" 4 cellos
に変更しました。

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by hideonoshogai | 2015-09-13 20:10 | 多重録音 | Comments(6)  

アヴェマリア改訂版(多重録音)

先日アップしたアヴェマリアはテンポがかなりゆったり過ぎたので
すこしテンポを速めて弾いてみました。



このテンポだとちょっと急いだ感じを受けるかもしれません。
細かい傷は、相変わらずです。
今回は伴奏を聴く際に右の耳でヘッドフォンを聴きました。
右耳にヘッドフォンをつけると、楽器に近い左耳で
実際に弾いている楽器の実音が良く聞こえます。また左耳にヘッドフォンをつけた場合
音源の音と実際に弾いている音が共鳴し過ぎてヘッドフォン内でウルフのように音が唸る
欠点がありました。

ですので、次回からは必ず右で音源を聴くようにします。

それから前回とでは1番チェロを録音している部屋が違うので、響きが若干違います。
すこし遠くで鳴っている感じです。
やはり、どこで録るかも影響しますね。
今後もいろいろ試していきたいと思います。
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by hideonoshogai | 2015-09-06 19:54 | 多重録音 | Comments(0)  

君をのせて(チェロ2重奏)

多重録音、第二弾。

「君をのせて」
のチェロ2重奏を多重録音してみました。




もともと以前録音したソロ音源があったので
それに伴奏をつけてみました。
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by hideonoshogai | 2015-09-05 23:11 | 多重録音 | Comments(3)