カテゴリ:五十肩( 19 )

 

そろそろ1年

左肩の具合が悪くなってからそろそろ1年です。
3年前に右肩を痛めた時、1年後には右腕は
ほぼ真上まであげるぐらいに回復していましたが、
左肩はまだ真上まであげられない。
真前で150度、真横では120~130度ぐらいです。

右肩で酷い目にあっているので
左肩はすぐに整形を受診し局所へのステロイド治療やリハビリを行っていたのに、
発症1年後を左右で比較すると左の方が拘縮が改善されていません。

ということは、初期の整形での治療が逆効果だったのか??

下手にリハビリなんかするよりも
五十肩の発症直後~1,2週間は大げさなように見えるかもしれませんが
三角巾で腕を固定しとにかく「安静」が一番いい。

発症直後に安静をできるだけ長く保ったかどうかで
五十肩の予後が決まるかもしれません。

1年経って可動域が改善したとはいえ重いものを持ったり、一日パソコンを叩いていると
どうしても肩に痛みを感じます。

9月の発表会に向けてこれから楽器を弾く時間が増えると
また再発するのではないかと、ちょっと不安になります。

さて明日は西千葉のこじんまりとしたホール(80人収容)
で東京フィルのコントラバス小笠原 茅乃さん遠藤 柊一郎さんそれにフルートの森川 道代の室内楽。

プログラムに掲載されていない当日のサプライズがあるようなので楽しみです。
コンバスお二人の ボッテシーニ  聞いてみたいな。
[PR]

by hideonoshogai | 2011-06-18 23:40 | 五十肩 | Comments(0)  

巨匠と肩


↓下のエントリーで書いたカール・ベーム指揮ウィーンフィルの放送は
観客が熱狂する素晴らしい演奏だった。80歳の円熟したベームの目、腕、指まさに体全体からの様々な指示に対しオケは実に鋭敏に反応し生命感に溢れる音をNHKホールに充満させていた。あの演奏をライブで聴いていた人たちはなんと幸運なんだろう、と羨ましく思う。

実はこの演奏を一方ではまったく別の視点からも観察していた。
私が注目していたのは、ベームの右手の動き、正確に言えば右肩の動きである。

ベームは右上腕をほとんど動かさず右肘を支点にして、前腕のみを上下左右に振り回していた。
画面を見ながら「これは間違いなく肩をやられている」と思った。

指揮者は時には、腕全体を使ってオケに指示を与え表現を要求する。
ここぞというところでは両腕をめいっぱい上げ一気に振り下ろす。
オケもこの動きに反応してfffで音を出す。

指揮者にそういうかっこいいイメージを求めていた学生時代の自分はべームの地味な動きを見てちょっとがっかりしたことも事実。
36年前にこの指揮を見た時にはまさか「肩がやられている」なんて想像することはできなかった。

自分が五十肩を患い、肩関節の可動域が制限され、腕を水平よりも上に挙げるのが困難になってはじめて理解できたことだ。
肩を患うと、腕を水平より上に挙げるのが辛いばかりか振り回すこともできない。

ベームも加齢とともに肩の動きに制限が出てきたのではないかと推測しもっと若い時のベームの指揮をみてみたくなった。






このベートーベンのリハーサルの映像は画質からおそらく1950年代のもの(50歳台後半ぐらいか?)と思われるが80歳の時とは違って(1:30、3:00あたりでは)
腕はしっかり肩よりも上に挙がっている。


巨匠というのがはたして何歳以上を指すかのか明確な定義はないだろうけれど
カール・ベーム
チェリビダッケ
ギュンター・ヴァント
それに朝比奈隆

などは皆80歳を過ぎても現役だった。
そんな彼らの晩年の指揮を上記の視点から改めて動画サイトで見てみると(決してたくさん見たわけではないが)先日のカール・ベームと同じように肘を中心にした前腕の動きが主体であり
肩から上に右腕を振り上げるような派手な指揮はしていなかった。


指揮者というのもリハーサル、本番もふくめ一日に何時間も腕を振り回している訳だから
通常よりも五十肩を発症する頻度も高く、発症年齢もわれわれよりも早いのではないかと思う。


でもスクロヴァチェフスキーは確か両腕を高々とあげて指揮をしていたはず。
あの方もとっくに80歳を越えておられる。

肩がやられてしまった指揮者とやられていない指揮者。
両者の違いはなんであろう。
肩をやられても初期治療がよければ肩はまた高齢でも挙がるようになるのか・・・
50肩になる人、ならない人、遺伝子発現に違いでもあるのか・・・

指揮者にはちょっと申し訳ないが、今後はそういう視点から指揮者を観察するのもすごく興味深い、と思った。

フェドセーエフも今年8月に79歳になる。80歳を目前にした巨匠は、はたして11日にどんな指揮を見せてくれるのだろうか・・・



追記(2011.2.9)

Mr S ことスタニスラフ・スクロヴァチェフスキー氏が指揮されている
画像を検索したところ、両手を高々と挙げている写真が
google 画像検索でたくさん見つかった。
しかしよく見てみると
腕は90度ぐらいまでしか開いておらずやはり肩の可動域には
制限がありそうだ。

[PR]

by hideonoshogai | 2011-02-08 18:12 | 五十肩 | Comments(2)  

チェロ、五十肩ーその後ー


土曜は久々にチェロを1時間半弾いてみた。
久々に楽器に触れると特に右手がなれるまで時間がかかる。
なので最初はできるだけ脱力して開放弦を鳴らす練習。
それに親指ポジションでD-dur。単純な音階練習でも、
できるだけゆっくりしたボーイングでたっぷりと大きな音がだせるまで繰り返す。
4指の「ミ」がなかなか決まらない。

曲は先日銀座ヤマハで購入した譜面の中からコダーイの「抒情的ロマンス」。
昨年9月の発表会で弾くはずだったクンマーのチェロ2重奏、作品22、ト短調。
そのたいろいろ・・・・。

チェロを弾いたあとはやはり左肩に少し痛みを感じる。
左だけじゃなく3年前に痛めた右肩も肩峰のあたりに軽い痛みを覚える。
なので弾きすぎは禁物。

痛みを覚えた時は、長湯は避ける。
さっと体が温まったらすぐに浴槽から出て肩にバンテリンをいつもより多め
に擦りこんだ。

バンテリンは3年前からもうずっと使っている。
何も科学的な根拠はないが結構効いているような気がしている。

昨年7月に左肩の五十肩をわずらった時に受診した
整形外科医はすぐにリハビリをすすめた。
リハビリは2カ月ほど続けたが、8月末で行くのをやめてしまった。

というのはリハビリを受けた直後は肩の動きが一瞬楽になるのだが
そのあとで必ず痛みが増え肩の可動域も悪くなっていたからだ。
実際に肩を真横に挙げた時の角度はリハビリ開始前(80度ぐらい開く)よりも
リハビリ後の方が(60度ぐらいまでしか)開かなくなっていた。
最近いろいろ調べてみると「無理に急いで運動域を増やすことは逆効果になる」

との記述にあるが、五十肩を患ってすぐのリハビりは自分にはあってなかったと思う。

リハビリを止めてからもう5カ月経つが腕は真横で90度まで開くようになった。
朝起きがけに動かすともう少し開く。
睡眠の間、肩を動かさず安静にしていることで肩の可動域が改善されているのだろう。

さて今月はいよいよチョンミュフン指揮のマーラー3番がある。
11日はサントリーでクニャーゼフのドボコンを聞くので12日(土)に当日券狙いで聞くことになりそう。
そして3月はペレーニ大先生のショスタコ2番。
今回はサインをいただけるだろうか・・・・
[PR]

by hideonoshogai | 2011-02-01 21:19 | 五十肩 | Comments(8)  

特効薬

五十肩になっていなければ
これを弾く予定でした。



今度の日曜に、弾くはずだったkummer のチェロ2重奏。
作品22の2番、ト短調。
ト短調という調性のせいなのか、
どことなくモーツァルトの弦楽4重奏で出てきそうな主題がとても気に入っている。
作品22の1番、ハ長調の音源はたくさんあるが、このト短調はほとんどみあたらない。
この音源は演奏のレベルからしてアマチュアではなくプロが弾いたものだと思う。
今回は弾けず残念だったが、また次回にチャレンジしよう。


ところでこの五十肩、2年前に右を患い、こんどは左にきた。
3年前には同じような痛みと可動域の制限が右股関節におこり、
ひどいことに両手の指の第1関節(DIP関節)にも症状がでている。痛くて手が握れない。

ずっとロブを服用し痛みが悪化する状態にはならずにすんでいるが、
これはもう肩とか指先とか局所に限局した病というのではなくて、
全身の関節がじわじわ障害されてくる疾患あるいは症候群と考えたほうが良いのではないか
と最近思ってきた。

チェロが3度の飯より好きというチェロばかにとって、突然、関節の障害で、チェロを楽しむことができなくなったとしたらこれは自分にとっては物凄い生活の質の低下に他ならない。

このFrozen joint syndrome とでも言いたい厄介な病に効く特効薬でもないものか?
といろいろ検索していたら、gallium nitrate という薬剤を見つけた。

なんでも馬のひずめの治療に用いる塗り薬をせっせと馬に塗り続けた人の指の関節痛が
いつの間にか劇的に消失していたということが発見の経緯らしい。
五十肩の治療にも用いたら劇的に痛みが消えて可動域も改善した、
という本当なら夢のような薬だ。

こんなに効くならあちこちで検証が行われ、もう日本でも発売されてよさそうなものだが
この論文がでてから5年も経つのにそういう話を聞いたことがないということは、
効かないのか、あるいは誰もこの方法を馬鹿にして試みようとしないのか
どちらかだろう。

なんとか手に入れる方法はないだろうか?
[PR]

by hideonoshogai | 2010-09-09 18:51 | 五十肩 | Comments(4)  

リハビリ

リハビリに通い始めてから一ヶ月以上過ぎたが、なかなか平日には病院まで来れない。
土曜日は確実に来れるのだが、とにかく混む。通院している病院は朝6時から受付、7時からリハビリ開始。いつもの習慣で5時過ぎには目が覚めたので、今朝は6時10分過ぎに到着、それでも受付番号は5番だった。
これまでに、6回リハビリ受けているが、毎回理学療法士が違い、治療内容が微妙に異なるのが意外だった。基本的には筋の緊張をとること、それから筋力をつけることの両者が施術の目的。でも、マッサージに時間をかけてくれる方、筋力トレーニング主体の方といろいろ。また、マッサージの部位も微妙に違っている。人それぞれと言ってしまえばそれまでだが、もっと統一された施術プログラムがあっても良いと思う。
これが乳癌とか胃がんの化学療法なら、学会が作成した最新の治療ガイドラインに従って、同じ内容の治療が行われるはず。
五十肩の治療のガイドラインなんて、整形外科学会は作成しているのだろうか。
命にかかわる病気ではないとはいえ、これだけ長期間ADLが障害されるのだから、患者の苦しみは相当なもの。リハビリにもきちんとした基準があっても良いように思う。
まあでも五十肩なんて、所詮、老化現象なので学会がそんな指標を作りっこないか(笑)。
[PR]

by hideonoshogai | 2010-08-14 09:23 | 五十肩 | Comments(0)  

悪化

左の五十肩で通院をはじめてから、そろそろ一月になります。
昨日もリハビリに通って可動域を計測しましたが、一月前よりも可動域が減少。
真横は60度しか開かない!
夜間の痛みも増強しています。来月中旬に発表会がありますが、この状態では弾くのは無理です。
残念。
[PR]

by hideonoshogai | 2010-08-07 08:08 | 五十肩 | Comments(6)  

ノイズキャンセル型ヘッドフォン

今日は整形外科の受診日。まだ8時前だというのにあまりの暑さなのでチャリは止めて車できてしまった。
診察の後リハビリもあるので最低でも三時間はかかるだろう。左肩はほとんど改善しておらず、痛みの範囲が拡がっている。肩関節周囲が痛いのは勿論だが、上腕三頭筋全体に痛みを感じる時がある。

一時間待ちで診察。
肩の動きは二週間前よりも悪くなっていた。ステロイド注射は効果がないようなので今日は止めた。自然に治るのを待つしかないでしょう、との事。ならばもう受診しなくても良さそうな気もするが一応、四週後に再診。


ところで、一週間ほど前にipodのヘッドフォンを買い換えた。前から欲しかったノイズキャンセル機能つきにしたのだが、このヘッドフォンの音がとにかく凄い。
ノイズキャンセル機能がオフの時の音をドア越しに聴こえる隣室の演奏に例えると、ノイズキャンセルした時は演奏者のすぐ傍で聴いてる感じ。それぐらい音がクリアで迫力があって音の分離が素晴らしく良い。
これが電車や地下鉄の中で聴いていても凄い臨場感は変わらない。
内蔵された小型マイクロフォンが周囲の騒音を検知してキャンセルする。300Hz以下の低周波成分のみをカットするだけでこれ程までに音が変わってしまうとは驚きだ。
大先生のチェロもこれで聴くと細かい音の変化までよりクリアに聴こえる。チェロ弾けない間、これからしばらくはこのヘッドフォンでいろいろ楽しめそうだ。


購入したのは、こちら
[PR]

by hideonoshogai | 2010-07-24 09:33 | 五十肩 | Comments(2)  

リハビリ開始



昨日、整形外科を受診してきた。

受付後40分ほどまたされてから診察開始。
30代後半ぐらいの医者が、腕をあちこちの方向に動かし
痛みの部位と可動域をチェックしてからレントゲン撮影。
レントゲンではもちろん骨には異常はなく、「五十肩」の診断。

「腱板には異常はないとおもいます」
「リハビリを開始して痛みと動きがどうなるか経過をみましょう」
「今日はステロイドの注射をしておきます」
局所へのステロイド注射は痛みのある部ではなく肩関節腔に打たれた。
一日経つけれど、注射の効果はあまりなかったようだ。

診察が終わってから、2階のリハビリ室へ移動。
ここでまた理学療法士に再度いままでの経過を話し、
左腕の可動域を細かく計測。
真前方向へは110度。真横には80度しか動かせない。
そのあとベッドに寝かされ、肩の周りの筋肉をほぐしてくれた。
週2,3回通うのが良いらしいが、平日は通院が無理なので、また土曜にリハビリを受けることにした。

自宅でも簡単にできるリハビリを教えてくれた。
机の上に両肘をつき、手のひらでペットボトルを挟む。
1)ペットボトルを手のひらの中で回転させながら両腕を一緒に右へ傾けられるところまで動かし
2)こんどは反対の左側へ両腕を傾ける(この時左肩関節に痛みが出る手前の部位でとめる)
この1)と2)を交互に繰り返し往復運動を30回おこなう。
これを時間がある時にできるだけ多く行うこと。

左手は当分使えないのでチェロは右手で開放弦を鳴らすボーイングを練習
することにしよう。
[PR]

by hideonoshogai | 2010-07-11 16:33 | 五十肩 | Comments(4)  

今度は左



2年前に苦しんだ五十肩
あの時は右肩甲骨の内側の筋肉に痛みを感じていたのに、4月の発表会に向けてチェロ弾を弾き過ぎたのがいけなかったと思います。
そして局所を暖めたのが誘因で激痛と右肩をほとんど上方に動かせなくなったのが6月中旬。元通りになるまで1年ぐらいかかりました。

今年の4月ぐらいから、今度は左腕の上腕三頭筋(肩関節寄り)に痛みを感じていました。
その頃は左腕をちゃんとまっすぐ真上に挙げることができたのですが
だんだんこの痛みが悪化してきて、今月になってから
左腕を真直ぐ上に挙げられなくなってしまいました。
前回右肩の時も酷くなったのは6月。
今回も6月。
私にとって、これじゃ6月は厄月だ。

幸い、今回は左肩関節全体まで及ぶ痛みではなく、2年前ほどの運動制限もありません。
4月以降、痛みを感じた時にはチェロは弾くのを止め、すぐに氷で冷やしていたので、肩関節周囲まで炎症が広がるのを防げたのかも知れません。

この歳になると、一旦、傷ついた筋肉はなかなか元通りにならない。
これ以上悪化しないよう、しばらくはチェロ弾きすぎないようにします。

とは言っても、クンマーのチェロ2重奏、ト短調をそろそろ仕上げなければ。
[PR]

by hideonoshogai | 2010-06-29 12:54 | 五十肩 | Comments(2)  

1年経過



ちょうど1年前、猛烈な右肩の痛みに襲われ、所謂「五十肩」になりました。
あの夜の痛みを思い出すと今でも脂汗がでそうです。

正月過ぎてから、いつの間にか、激しい痛みはなくなり、チェロも弾けるようになりましたが、
右肩の運動制限はまだ残っています。
左腕は完全にまっすぐ上にあがるのに、右腕はまっすぐ挙げたつもりでも
ほんのわずか(5~6度ぐらいか)外側へ傾いたまま。
だからといって、何か困ることは何も無いのですが、
まっすぐ伸びきらないのがちょっと不満。

ただ、痛みは完全になくった訳ではなく、今でも時々
ズキンと痛みを感じる時があります。
そんな時には、鎮痛薬を飲んでいます。

数日前に○日新聞に「五十肩」の記事がのっていました。
その中で一箇所だけどうしても、気になる文章があり
担当者へメールでもしようかと思いましたが、やめときました。

その気になった箇所は・・
「肩が痛いときには・・温めるのがよい」
です。

五十肩の急性期は、ものすごく痛みますが、この時期には決して肩を温めてはいけない
火に油を注ぐようなものです。
私はそれで大失敗をしました。最初の治療法を間違えると大変です。
くどいようですが、急性期には
安静、冷やす、痛み止め、シップ、
でとにかく炎症を抑える事です。

で、本題に戻ると、今日で発症からちょうど一年経過。
やっと「チェロたくさん弾いても、もう大丈夫!」となりました。
これまで、多くの方から
いろいろアドヴァイスやご心配いただきありがとうございました。
[PR]

by hideonoshogai | 2009-06-09 18:33 | 五十肩 | Comments(4)