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1年経過



ちょうど1年前、猛烈な右肩の痛みに襲われ、所謂「五十肩」になりました。
あの夜の痛みを思い出すと今でも脂汗がでそうです。

正月過ぎてから、いつの間にか、激しい痛みはなくなり、チェロも弾けるようになりましたが、
右肩の運動制限はまだ残っています。
左腕は完全にまっすぐ上にあがるのに、右腕はまっすぐ挙げたつもりでも
ほんのわずか(5~6度ぐらいか)外側へ傾いたまま。
だからといって、何か困ることは何も無いのですが、
まっすぐ伸びきらないのがちょっと不満。

ただ、痛みは完全になくった訳ではなく、今でも時々
ズキンと痛みを感じる時があります。
そんな時には、鎮痛薬を飲んでいます。

数日前に○日新聞に「五十肩」の記事がのっていました。
その中で一箇所だけどうしても、気になる文章があり
担当者へメールでもしようかと思いましたが、やめときました。

その気になった箇所は・・
「肩が痛いときには・・温めるのがよい」
です。

五十肩の急性期は、ものすごく痛みますが、この時期には決して肩を温めてはいけない
火に油を注ぐようなものです。
私はそれで大失敗をしました。最初の治療法を間違えると大変です。
くどいようですが、急性期には
安静、冷やす、痛み止め、シップ、
でとにかく炎症を抑える事です。

で、本題に戻ると、今日で発症からちょうど一年経過。
やっと「チェロたくさん弾いても、もう大丈夫!」となりました。
これまで、多くの方から
いろいろアドヴァイスやご心配いただきありがとうございました。

by hideonoshogai | 2009-06-09 18:33 | 五十肩 | Comments(4)  

Commented by keba at 2009-06-09 20:26 x
「肩こりは長ぁ~い友達」のあたしとしては(って、別に絶交できればしたいんですけど・・・)、とても参考になるお話です。

でも、hideoさんは時に鎮痛薬が必要なような痛みなんですね、おぉ~考えただけでもいたくなります。
数年前によりによって海外出張中に頚椎捻挫したことがあるので、肩や首の調子が悪いことがどれだけ身にしみて分かります。
これからもどうぞ、ご無理なさいませんよう。
Commented by スパン at 2009-06-09 23:19 x
江戸時代には五十肩のことを「長寿肩」と呼んだと、
先日何かの記事で読みました。「長寿肩」…つまり、
その時代には五十肩が起きるまで生きれば充分に「長寿」だったんだ…と。

平均寿命が70後半〜80後半なんていう時代になったからこそ
多くの人に起きるようになった病気なのでしょうか。

…だとしたら、嬉しいような、せつないような・・・? だって、
何につけ「痛い」「苦しい」は、幸せなことじゃないですものねぇ…。

でもだいぶ寛解なさったようで… なによりです。
Commented by hideonoshogai at 2009-06-11 18:25
kebaさん、こんばんは。海外で具合が悪くなったとは、大変でしたね。健康なときでも言葉がうまく通じないのに、具合が悪くなったら動揺してますます話せなくなりますよね。

痛みどめは、痛みへの早めの対応というか・・・
慢性化していても、肩使い過ぎると、やはり急性の炎症がおこるわけで、そんな時には痛み止めを飲んでます。
Commented by hideonoshogai at 2009-06-11 18:31
スパンさん、こんばんは。おかげさまでだいぶ良くなりました。

その「長寿肩」の記事読みました。そこに「痛む時には・・中略・・
温めるのが良い」って書いてあったんです。

確かに人生50年の時代には、長生きして初めて体験する病気だったんでしょうね。
「長寿病」ってなんだかめでたいようだけど、
あの痛みは、やはりシンドイですよ。

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