玄人はだし
今週は朝6時半に自宅を出て帰宅はずっと夜9時過ぎ。
毛替えをしたばかりなのにチェロを弾いている時間などまったくなかった。
こんな時にこそ、チェロ聴くか弾くのが一番。
「風のガーデン」では、中井貴一が高林医大麻酔科准教授役で
白衣のチェリストを演じ、深夜にチェロを弾き疲れを癒していた。
実際に麻酔科医でチェロを弾くかたは結構いらっしゃるのではないかと
思うが、最近、偶然見つけたこの方のチェロは凄い。
現役の国立T医科薬科大学麻酔科准教授でいらっしゃり
ご自分のHPにたくさんの音源をアップされておられる。
たとえば、チェロの名曲「コルニドライ」をチェロソロ+チェロ4重奏にアレンジした
難曲(←ソロだけじゃなく、1stも結構難しい)を多重録音で弾いておられる。
冒頭の響きから実に見事。
ウィリアムテル序曲の7重奏も素晴らしいし、先日スーパーチェロアンサンブルで聞いたばかりの
ヴィラロボスのブラジル風バッハ1番や、なんとあの「クレンゲルの賛歌(12人のための)」も多重録音されている。この賛歌も実に見事な響き。伸びのある高音、艶やかな音色、重厚なアンサンブル。これをおひとりで1か月かけて録音されたとのこと。
これだけの素晴らしい音源を忙しい仕事の合間にこつこつと
アップされているのにはただただ驚くと同時にその美しさに脱帽。
多くのチェロ好きの方に是非とも聞いていただきたと思い
ご本人の了解をいただき紹介させて頂きました。
by hideonoshogai | 2009-01-24 00:33 | チェロ | Comments(6)
トーマスさんのラフコンも見ましたがあの方も凄いですね。世の中には、多才な方がたくさんいらっしゃる・・。自分も、がんばろう・・って気持ちになりますね。