パブロ・カザルスに捧げるチェロ連続リサイタル1998

今日も職場の机の引き出しを整理していたら、古い封筒が出てきました。
中をみたらとても懐かしいプログラムが。
こんな連続リサイタルがあったことすっかり忘れていました。

パブロ・カザルス没後25周年を記念して
1998年10月22日から27日まで連続6日間、カザルス・ホールで
開催された「パブロ・カザルスに捧げるチェロ連続リサイタル1998」。
プログラムは左右に見開きなのですが、
全部を一度にスキャンできないので左右に分けました。

まず左ページから。


d0010720_17395393.jpg




第一夜がスティーブン・イッサーリスで無伴奏1番。
「弓と腕が、しなやかな鞭のように軌跡を描き、素早くのびやかに弦に触れるーその瞬間生まれる音は、懐かしくも新鮮に響く「古くて新しい音色」。新世紀への旗手、待望の初登場」
と書かれています。写真が若いですね。この日が日本での初デビューだったのでしょうか。
確かにイッサーリスは今や現代を代表するチェリストですから、
彼を初日に迎えたこのリサイタルの企画者は素晴らしい先見の明あり。

第二夜は山本祐ノ介
第三夜は金木博幸

右ページはこちら。

d0010720_17402435.jpg


第四夜は山崎伸子
第五夜はミクローシュ・ペレーニ
このときにペレーニさんはN響とドヴォコンを演奏されていて、自分はドヴォコンをNHKホールの3階自由席で聞きました。NHKホールはものすごく広いので、3階席まではなかなかソリストの音が届かないことが多いのですが、ぺレーニさんの音は朗々と響いていました。
でもこの当時、自分の認識不足でペレーニさんがすごい大物だとは知らなかったです。

で最終夜が林 峰男さんで無伴奏6番
この最終日のチケットを運よく入手できこの日だけ聞きにいきました。

林 峰男さんの演奏を聴いたのはこの日が初めてでしたが
上手かった。
とても自然な弾き方をされます。
プーランクのチェロソナタも演奏されていたんですね。
実はどんな曲だったか覚えていません。理由はこの後。


この時のアンコールが「鳥の歌」でした。

この「鳥の歌」が物凄い演奏で、
最初の音を聞いたときから全身が震えるほど
感動しました。
この「鳥の歌」の衝撃があまりにすさまじかったので
その他の曲の印象がほとんどないのです。

あれほど「鳥の歌」を感動して聞いたことはなかった。
こうしてプログラムを眺めているとあの夜の数分間の興奮が
また鮮明に蘇ってきます。
[PR]

by hideonoshogai | 2008-08-14 17:40 | チェロ | Comments(0)  

<< PROMS 2008でのGus... 休日ダイヤ >>