昨夜のベスト・オブ・クラシック
帰宅して夕刊の番組表を見たら、
ベスト・オブ・クラシックでベルリンフィル12人のチェロとあります。
プログラムを見ると、2006年7月17日の来日公演(於:サントリーホール)と
ほぼ同じ曲目でした。
1曲目のクレンゲルの「賛歌」から7曲目の「天使の復活」まで聞きましたが
改めてチェロの音の質の違いに愕然。
まあ、12人はみなさん楽器は良いし上手いので良い音がするのは当たり前なのですが
7曲聴いての第一印象は、音が決して先細りしないこと。
う~~ん、うまく表現できないのですが、
我々が弾くとひとつの音がどうしても♪の後半で小さくなったり、
のびがなくなったりするのですが、彼らの出す音は
♪の中で、特に後半で音が生き生きと輝きをもって響いてくる。
12名全員がそういう弾き方をしているので、これが重なりあって凄く重厚な響きになる。
ビブラートも控えめでこれがまたすごく心地よい。
また彼らのライブを聞きたくなりました。
by hideonoshogai | 2008-02-07 14:18 | チェロ | Comments(3)
先輩に連れられて、BPO12人のチェリストたち、
大阪シンフォニーホールまで聴きに行きました。
先輩が出待ちをすると行って、パンフレットにサインをもらったのが手許にあるんですが、当時は(今でも)誰が誰かさっぱり分からなくて(笑
今思うと、実にもったいないことをしました。
達者です!
チェロの音なら何でもござれ、器用だし、そして音楽性も豊か、
気取っているところがなくて、聴衆を思いっきり楽しませてくれて。プロ中のプロ集団ですね。もちろん楽器もいいから12人も集まると素晴らしい音でした。
大阪シンフォニーホールでは賛歌の生演奏を聴かれたんですね。
賛歌は一度やってみたいです。でも12名チェロ弾き集めないとできない。。なぜか5番チェロのパート譜面はもっています。。
>ninjaさま、数年前に彼らと一緒にアンサンブルする機会があって(一緒といっても総勢70~80名はいましたが)、目の前で演奏を聞きました。音が凄かった。12人いても音程がピタとあってて。
アンサンブルの後の懇親会でもみなさん、とっても気さくで、いい人ばかりでしたよ。