モーツァルト40番の難所
今年は大学OBオケの定期演奏会の案内が書かれていました。
3月に菊地俊一先生の指揮でモーツァルト40番その他だそうです。
モーツァルト40番をはじめて弾いたのはチェロ始めて4,5年ぐらいの時。
4楽章がまったくダメでした。
2回目は2005年10月に某アマオケの定演にトラで。
この時はチェロ再開して1年10ヶ月。
ベートーベンの「英雄」と「40番」という豪華なプログラムでした。
大学の時よりはすこしは弾けるようにはなりましたが
このときも40番の4楽章の難所はちゃんと弾けなかった。
で、年賀状をみて、今なら40番をしっかり弾けるようになったか
チェックしたくて
昨日、4楽章の難所(たった
やはりきちんと弾けませんでした。
指揮者のテンポにもよるのでしょうが
すごく軽快なテンポだと、まず弾けないです(この映像で難所は5:25―5:31あたり)
(0:45、繰り返しの後の2:40も難所です)
運指もどうするのが一番ベストなのよくかわかりません。
親指ポジションを使ったほうがよいのか?
これぐらい速いと
自分の場合、ポジション移動では間に合わないのです。
モーツァルトやハイドンは、表現云々の前にまずは譜面どおりに弾けてるのが大前提。
譜面の通りにきちんと弾けないとなると、やはりこれは普段の練習法に問題があるのか?
と考え込んでしまいます。
by hideonoshogai | 2008-01-07 17:49 | チェロ | Comments(7)
いきなり、菊池先生のお名前が出てきて、びっくりしています。じつは僕はすこし菊池先生の個人レッスンを受けていたのです。ほんの短い期間だったので、先生は僕が元弟子などと言うと怒られるかもしれませんが、僕のほうでは、菊池先生に習った基礎でいまだにチェロを弾いていると思っています。本当に厳しい先生で、いつもレッスンで弾き始め、1小節も弾かせてくれませんでした。(^^;)「いや、そこはそうじゃなくて(以下略)」
モーツァルトハイドンベートーヴェン、ほんとうにどの音符もないがしろには出来ず、難しいですねえ。
ちょっとずれたコメントになってしまって、すみません。
ええっ!!
菊地先生にチェロを習っておられたんですか!ほんとにびっくりしました。世の中ほんとに狭いですね。
偶然とはいえ、これも何かのご縁ですね。これからもよろしくお願いします。
菊地先生には、大学オケの時も含めて10年ぐらいお世話になっています。個人レッスンの厳しさ、よく分かります。レッスンで何をおっしゃるか想像できます。昨年夏に夕張メロンオケで25年ぶりにお会いしましたが、昔とちっとも変わらずとてもお元気で、大学時代にタイムスリップしたような気持ちになりました。
四楽章の例の部分難しいですね。その時先生に相談した記憶があります。
229小節からはA線でポジション移動が結局ベストだと思います。
1431-1431-1142-1421-0212-0212-0144-2103
こんな感じでしょうか。難しいですね。バタバタしないでいかに無駄な動きを押さえるかでしょうね。
ヨーヨーマがシルクロードアンサンブルの時に早いフレーズので「こっち(左指を指して)のことは忘れて」と注意していましたが、忘れるくらい練習して覚えこませないといけないということですかね。
>最初のところ1431-1431-2・142です
やはりA線で弾くとその運指になりますね。232小節は自分も最初は014・4で考えたのですが、4指でポジション移動するよりも1指の方が動きが速いので0143 1・102として1指でポジション移動のほうがいいのか?と悩んでいるところです。ただ移動距離は014・4よりながいのでどちらがいいかわかりません。233小節のFis・AはスラーがあるのでDA線で移弦はいるよりも全部D線で弾いて1424 1424にしていました。1・3拍のスラーがダウン・アップ交互になりますが、この弾き方はモーツァルトでは必ず出てきますね。左手と右手がもつれどうしてもバタバタしてしまいます。やはりゆっくりしたテンポで左手と右手がもつれないように何度も繰り返し練習するしかないんでしょうね。
ところで今この記事を読んで思い出したのですが,菊池先生はガンバもおやりになる方でしょうか。
実は大学でコンバスを弾いていた先輩が社会人になってガンバを始めて,ついていたのが菊池俊一先生だったと記憶しています。もう20年位前の話ですが。その先輩は今も私と同じ会社にいて割と近くで仕事をしている人なのです。
今度確認しようと思います。