もう毛替えどき?

弓の毛は、これまではだいたい6ヶ月に一回の頻度で替えています。
前回は9月1日に替えているので、ちょうど毛替えから3ヶ月過ぎました。

昨日、練習時に弓竿を見ていたら、
弓の巻革とフロッグの間の弓竿の部分。

実は、ここにちょうど親指が当たるのですが
この部分の透明な塗料が剥げて、光沢がなくなっているのに気づきました。
しらないうちに親指の爪があたって、この部分の塗料が削れてしまったのが
原因でしょう。

毛替えの時期って人それぞれで、半年で替える人
1年で替える人いろいろだとおもうのですが
毛替えをする理由のひとつに「毛の長さが伸びきった場合」があります。
詳細はここを参照してください。

毛の長さは湿度にものすごく敏感で湿度が高いと長くなるし
湿度が低いと短くなります。

今の時期は空気が凄く乾燥していますから毛は短くなるのですが
昨日弓の毛をみたらむしろかなり延びていました。

空気が乾燥しているにも拘わらず、毛が長いということは
「毛の長さが伸びきった状態」なのかもしれません。

毛が伸びると親指の爪が巻革ではなく、弓竿の部分に直接あたり
この状態が長く続くと、弓竿が爪で削られ欠損ができてしまいます。

大学時代はお金もないし、毛替えは2,3年に一回ぐらいしかやって
いませんでした。つまり、毛が伸びきった状態でずっと弓を使っていた訳です。

実際に大学時代の弓はこの部に欠損ができてしまって
補填剤で欠損を埋めて修理しました。

今の弓は今年の3月に購入し9月に一度しか毛替えしていませんが、
年内に毛替えしたほうが良いかも知れません。
でもまだ3ヶ月しか経ってないし大いに悩むところです。

藤森さんも、古川さんもそうでしたが、弓竿の爪があたる部分の
保護の為にフィルムかチューブか何かで弓を保護されていました。

お二人ともきっとオールドのすごく良い弓を使われているに違いありませんから
この部分の磨耗にはすごく神経をつかわれているのでしょうね。
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by hideonoshogai | 2007-12-03 23:06 | チェロ | Comments(11)  

Commented by ふくふきママ at 2007-12-04 01:50 x
こんにちは。
弓の毛を最後にかえたのがいつだったか思い出せないわたくしです・・・。(大汗)
そういえば最近なんだか音が悪いような。。(?実力?)
そのうちホントにかえないといけないですよね。(冷汗;;;)
Commented by tomo at 2007-12-04 09:40 x
あの時々見かける透明のチューブ、私も気になってました。
弾きやすくなるのかなぁ?

藤森さんと以前お話する機会があったのですが、「弓は消耗品」だそうで、30万だか50万だかの弓を使っては捨て(?)使っては捨てているらしいです。
確かにあれだけ弾きまくっていたら弓もすぐ消耗してしまいそう。
Commented by ninja at 2007-12-04 11:18 x
毛替えも弦の張替えも調整も含めて楽器やさんにに予約しているのだけれどずっと行けなくて。。。近いうちに行く予定。
透明のチューブ、今の先生についた時、すぐつけるように言われてずっと着けてますが、全く傷まず、丈夫なものですね。
弓をいためないようにとは知りませんでした。
先生からは指が痛くならないように、と言われてつけたんだけれど。プロの場合は弓のためなのね、きっと。
ふわっとして当たりがよく、快適です。
先生はゴムのチューブをつけているようです。
Commented by hideonoshogai at 2007-12-04 17:53
ふくふきママさん、こんばんは。弓の毛替えと一緒に弦も替えると楽器の音が全然変わりますよ。そちらのアマオケにも入団されたことですし、本格的な練習の前に是非、毛替えしてみてください(笑)。
何かお気に入りのバイオリン弦はありますか?実は息子もバイオリン弾くんですが、2年ぐらい前から、彼はThomastik-Infeld社のVision titanium soloを張ってます。すごく充実したふくよかな響きがしますよ。
Commented by hideonoshogai at 2007-12-04 17:54
tomoさん、こんばんは。藤森さんってそうなんですか?30万~50万ぐらいの弓をお使いなんですか?実は、以前に「ラ・カルティーナ」のミニ・演奏会を銀座・○野楽器に聴きに行ったときに、それぐらいの弓が10本ぐらいおいてあったんです。終演後に藤森さんがすごく真剣に弓をごらんになっていたので、びっくりしました。「あれっ~、あのぐらいの弓にも興味があるんだ!」と意外な思いがしましたが、実際にそれぐらいの価格の弓を探されておられるのですね。ならば納得です。
Commented by hideonoshogai at 2007-12-04 17:56
ninja姉の師匠もゴム・チューブをお使いなんですか?ジャン・ワンも何かチューブ使っていたと思います。ゴムを使うと弓竿が傷まないし、親指の痛みも和らぐし、良いかもしれませんね。
ただ、自分の場合は手のひらにすごく汗をかくので弓竿とフロッグの間に湿気がはいって、フロッグのスライドのところに水滴が溜まります。なので練習のあとにはかならずフロッグはずして弓竿についた水分をふき取っています。ゴム・チューブつけるといちいちはずすのが面倒になりそうです。
Commented by ninja at 2007-12-04 23:41 x
いま、あ~そうだったのか!と納得しました。
と言うのは、川崎で練習が終わって楽器をしまっている時、hideoさんが弓をすっかり分解掃除状態(?)にしていたのをすごく印象深くおぼえていたのです。あの時は、丁寧に弓を拭かれるのだな~、と感心していたのです。私は一度も自分では分解した事がないので。。。チェロをはじめて年月も経てきたので、私も少しずつ弓や弦やいろんな事に感心を持たなければ。ずっとなんでも楽器屋さん任せにしてきたもので。反省します。
Commented by hideonoshogai at 2007-12-05 00:00
弓をしっかり分解しているように見えましたか(笑)?スクリユーのねじを完全に緩めて、スクリューを抜くとフロッグは簡単に竿からはずれます。フロッグを必ずはずして、竿とフロッグに溜まる水分を拭き取るのと、竿にこびりついた松脂を拭き取るのと両方やりますね。水分を拭き取らないでおくとフロッグのスライドの部分が錆びるというか腐食してきて、傷んでしまいます。松脂も練習後毎回拭きとっていますが、それでも完全には綺麗にならずもう弓竿にうすくこびりついています。毎回拭き取らないと、松脂で厚化粧した弓になってしまいますから、そうなると拭き取るのはもう容易ではありません(笑)。。。
Commented by ninja at 2007-12-05 00:40 x
おもしろ~い!
スクリュウを恐々はずしたら、お婆の髪みたいになりました。
拭きやすいですね~。私は厚化粧は嫌いなのでさほどではありませんが、真ん中辺りはつるつるになりにくいですものね。これはお掃除が楽です。いままでは楽器屋さんでサーヴィスでチェロも弓もなんかお薬つけてお掃除してもらってました。それはつやが出るのです。でもこの頃行く回数が減ってきているから、これから私も分解掃除派になります。数回に一回でもネ。
ありがとうございました。あ~きれいになって気持ちがいいです。おやすみなさい。
Commented by ぶんちゃん at 2007-12-05 00:48 x
こんばんは。

弓の毛替に、「毛が伸びること」なんて、考えたこともなかったです。
勉強になるなぁ。

私は、学生時代の毎日ぶりばりに練習していた頃は、
年に1回、調整と毛替と弦の張り替えをしていたので、
かなりきつかったです(おサイフの中身が)

弓の保護チューブなんて、ちっとも気がついてませんでした。
目が悪いせいでしょう。きっと。
←ということにしておいてください(笑

でも、今日(もう昨日)、林裕さんのコンサートを
1列目でじっくり見て&聴いて、発見しましたよチューブ。

とにかく、林さんのコンサートは、
とってもエキサイティングでユニーク!
またバッハの無伴奏第3番のサラバンドで泣いてしまいました(笑

ここんとこ、というか入社以来ずっと仕事の人間関係で悩んでて、
今日も朝からもめてて、すごくブルーだったんですけど、
そんな気持ちは吹っ飛んで、万札でおつりがくるくらい
元気をもらいました。
Commented by hideonoshogai at 2007-12-05 12:35
こんにちは。
林裕さんもチューブ派ですか?プロ奏者はやはり弾く時間が半端じゃないから、結構チューブ使われている方が多いのかも知れませんね。
林さんのコンサートいい気分転換になって良かったですね。自分の場合にも、疲れている時には、音楽にどっぷり浸るのが一番の治療法です。
毛って、毛替えしてから結構すぐ伸びちゃうような気がしています。きっちり毎日見ているわけではないのですが(笑)。。毛替えしてすぐは、ほんとに弾き心地がいいですね。

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