弓4本試奏


昨日は、夕方5時半から7時過ぎまでお茶の水で所用がありました。
5時15分に先方に伺うことになっていたのですが
御茶ノ水駅に着いたのが4時20分だったので、久しぶりに(確か2月以来)Kヴァイオリンの2階のチェロコーナーへ。

店員のイ○○スさんは、自分のことを覚えていたらしく
「今日は何で遊びますか?」とすぐに声をかけてくれました。

2007年のイタリアの新作チェロ(価格420万)が
お奨めですよ、とのことなので、早速そのチェロを弾かせてもらいました。

弓はまず最初にフレンチオールドのC○○○○t (価格150万)。
とても吸い付きがよく美しい音なのですが、腰がちょっと弱いみたいで、毛がステックにすぐ触れます。C線を鳴らすときにちょっと物足りない感じがしましました。

次に、ベルナルドを出してもらって弾きましたが、
ベルナルドは腰が強い弓ですね。音量も↑より大きかったです。
でも、自分のベルナルドとは弾き心地が明らかに違いました。同じスタンプの弓でもやはり1本1本微妙に違うのだと思います。
ベルナルドはもう73歳と高齢なので自分で弓を作っているのかどうかも判りませんし、きっと数名の弟子が弓を製作し、それが同じベルナルドのスタンプで市場に出回っているわけですから、それぞれ弾き心地がちがって当然なのでしょう。

3本目にM○○○○○t (価格100万)を出してくれました。この弓は2月に弓探しでお店に伺ったときにイ○○スさんが、真っ先に薦めてくれた弓です。バランスはいいし、音量もあるし、ノイズも少ないし、確かに良い弓です。でも予算オーバーで購入を断念した弓です。

4本目はイタリアのP○○○○○ti(価格39万)。
4本の中では一番価格が安いのですが弾きやすく音量もありましたが、ちょっとノイズがでるような気がしました。

プロコのチェロソナタの冒頭がC線の音を比べるのにちょうど良いので、この4本を順番に何度も繰り返し試奏していたら、
自分の周りをある男性がうろうろしていて何か話しかけたそうにしているので、試奏をやめたところ、
その男性が、在庫の中では3本目に弾いたM○○○○○t (価格100万)が絶対お奨めですと、かなり真剣に勧めてくれました。
実はこの男性はKヴァイオリン専属のチェロ講師のA氏だったのですが
A氏所有の500万のサルトリーと同じぐらいM○○○○○t (価格100万)がよいと勧めてくれます。
定価は100万だけれど、もう少し安くできるはず、とも言われました。
実は2月に試奏した時にもイ○○スさんが80万まで値引きするとおっしゃっていました。でも、当時は80万でも予算オーバー。

420万のイタリアの新作チェロはとても良く鳴るのですが、音が遠くまで通っているのかどうかその辺の判断が難しいところです。あとG線の4ポジのE,Fでウルフが出ないかわりにD線の1ポジのFでかなりウルフが出ます。
D線のFのウルフが出る楽器は珍しいと思いました。

約30分ほど試奏させていただきA氏とイ○○スさん丁重にお礼をのべ、お店を後にしました。
で昨日の試奏の感想として、弓の性能はやはり価格とは必ずしも比例しないな
と、またしても思ったのでした。
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by hideonoshogai | 2007-07-13 12:32 | チェロ | Comments(2)  

Commented by ぱぶりーと at 2007-07-16 02:39 x
おお 楽器買いの虫がうずうずしてきました。

イタリアの新作はきっとフェラーリのように性能が良くてネックが細くて 音がスッとでるんでしょうね。

いいなー

でも 今のバッドコンディションの時期に エアコンの効いている 楽器店ならともかく おうちに持って帰ったら アレッ ていうのが怖いですよね
Commented by hideonoshogai at 2007-07-17 23:31
そうなんですよ。楽器店はコンディションがすごくよいし、空間も広いから、自宅で弾く場合とはまた感じが全然違うのでしょうね。
イタリアの新作はやはり熟成して音とはちょっと違うような気がしました。

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