弦張替え
しれませんが(いつも洋間で弾いている)、楽器の鳴りが
いまいちと感じたので思い切って弦を交換しました。
A線はコレルリ(2006年12月29日)→ラーセンソリスト
D,G線はプリム(2007年1月20日)→プリム
C線はスピロコア(2007年1月20日)→スピロコア
ラーセンソリストは今回はじめて張りました。
コレルリよりも音が力強く遠くまで響くような感じがします。
ただラーセンソリストとD線のプリムの開放弦の音の響きがすこし
違うので次はまたちがう組み合わせにしたほうが良いかもしれません。
D,G,C線は前回とまったく同じ弦なのでそれほど大きな差は感じませんが
新しい弦に張り替えたので音が明るく響きもよくなりました。
困ったことにC線が良く鳴るようになったので
C線の開放弦で楽器が少しだけ「びりつき」ます。
これは昨年の7月に現象がでて
夏場, とくに湿度が高くなると「びりつき」がひどくなります。
原因はほぼ確定しています。
本体とネックの継ぎ目の場所で、左側の指板とネックの間にほんのわずかな
隙間ができてしまっています。
指板の先を下方に向かって押さえてやると
「びりつき」が完全にとまるので
この隙間が原因です。
おそらく左手の汗で膠がゆるんできたのだとおもいます。
冬場は乾燥しているので「びりつき」の現象はまったく
おこらなかったのですが
これから梅雨、夏と湿度が高くなると
「びりつき」がもっとひどくなるかもしれません。
今年はちゃんとルイーズを入院させて修理しなきゃ駄目かもしれません。
どうなるか心配です。
今の時点ではそれほどすごい「びりつき」ではないので
しばらく様子を見ることにします。
by hideonoshogai | 2007-04-21 11:20 | チェロ | Comments(4)
そう、今日コメントしたのは、ベッチャー先生のコンサートの件です。
今日先生に会ってきました。5月11日と12日で大阪のモーツァルトサロンだそうです。大きなコンサートではないみたいなので、むしろ先生にお近づきになられやすいと思いますよ♪
5月11日19時と12日14時、大阪のモーツァルトサロンのHP上でリサイタルの詳細が掲載されていました。ベートーベン3番にドビュッシー、それにグリークのソナタ。すごいプログラムですね。12日は午後から、仕事が入っているのでダメです。もし、行けるとしたら11日(金)ですが、午後から休めるかどうかこれから仕事を調整してみます。ところで弦は結構頻繁(2~3ヶ月毎)に替えられますか?私は手ひらのすごく汗をかくので、弦の劣化が激しいです。エヴァ・ピラッツィはまだ試したことありませんが、どんな音なのか是非試してみたいので、次回はADをエヴァ・ピラッツィGCをベルカントにしてみようと思います。ところで4月18日お誕生日だったのですね。遅ればせながらお誕生日おめでとうございます。23歳ですか。お若いですね。羨ましいです。
昨年7月に、サントリーホールでベルリンフィルの12人のチェリストのリサイタルを聞きました。解説書みたら12人にうちなんと6名のチェロ奏者がベッチャー先生に師事したと記載してありました。
そんなベッチャー先生のご自宅で先生の演奏を真近で聞けるなんてすごいですね。これからも健康に留意してベルリンでの生活をエンジョイされて下さい。