次回レッスン日決定
来週21日(水)午後3時~4時。
次回もドッツアウアー48番(ただし次回はボーイングパターン3種類で)
フォーレのエレジー
それにLOEBのスケールです。
フォーレのエレジーの難所の運指は①法と②法で引き比べてみましたが、
やはり①法は、どうしても4指を2回ポジション移動するので
遅れてしまってダメ。
②法のほうが確実です。
実は倉田澄子さんが、監修されているチェロ楽譜集があります。
その中で、白鳥や無伴奏1番やエレジーなどチェロの
有名な曲に倉田さんがいろいろ重要なポイントや
運指法まで自筆で書き込んでおられます。
それを楽譜コーナーで立ち読みしていたら
エレジーの難所は①法で弾くように
書きこんでありました。
ところで、チェロのオケパートの難所だけ抜粋した
テキストがあるのですが、ろくに弾けもしないのに
2冊もっています。
1冊はドイツのオケの入団試験にも使われるテキスト。
運命の2楽章やブラームスのピアコン2番のチェロのソロや
ブルックナー7番の冒頭など、とにかくチェロの難所や聴かせどころ
満載です。
で、オケのチェロの難所といえばやはり
マーラーさん。
ということで
Orchester Studien Mahler というのも別に持っていますが
まだ実際に弾いて練習したことはありません。
昨夜、そのマーラーのチェロパートの難所を
何気に眺めていたら
なんと3番の一楽章にこんな↓ところがありました。
なんと♭が5つですよ。目に止まった箇所は下段2小節目。
「ファ・ミ♭・レ♭・ド」・「ファ・ミ♭・レ♭・ド」・・・・・・・・
と4回連続その前の小節の最後も同じ形なので5回続く。
ここはオケがtuttiでものすごい速さで鳴りまくるところですが
こういうのって、ほんとにまずちゃんと弾けないんですよね。
で、弾けもしないのに運指どうするのかな?って考えていたら
エレジーの①法がそのまま応用できるんですね。
1指は3ポジの1(ド)で固定し、
拡張の形で
ファを4指(←4ポジ)でとって
すばやく4指を1音下げて
ミ♭を4指(←3ポジ)でとって
あとは2指1指。
これを何度も繰り返す。
ほんとにこれでいいのかな?
ここをエレジーの②法(2指・1指・2指・1指)で弾いたら絶対に間に合わないでしょう。
次回レッスンの時に師匠に聞いてきます。
だから①法をマスターしておく必要があるのかな。
でもマーラー3番をアマオケで弾くことは
まず滅多には、ないでしょうね。
マーラー3番は好きですね。
特に終楽章。
たまりませんね。
とにかくマーラーは弾くのは大変。
チェロ再開して半年で「巨人」を弾きましたが
あの時はえらい苦労しました。
3番はもっと大変。
5番の終楽章はもっともっと大変。
マーラーは弾くよりも聴くに限るということで
明日はサントリーでマーラー5番を聞いてきます。
指揮者は当初は、あの貴公子ハーディングの予定だったのですが
予定キャンセルで指揮者が変更になりました。
でもマーラーのライブ久々なので明日は聞きに行ってきます。
by hideonoshogai | 2007-03-13 16:20 | チェロ | Comments(0)