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幻のリサイタル

今はもちろん絶対に無理だし、五年後か十年後か?
いや、その時になっても無理だと思うんだけど
もし、仮に自分がリサイタルを開くとしたら?
なんて考える時があります。

もちろん、「入場料をとって演奏を聞かせる」
なんて腕前では、決してありませんから

ごく親しい友人、いままでお世話になった人、
これからもずっとチェロを習うであろう師匠、
そしてずっと騒音公害に耐えてくれた家族。

そんな人達に自分のつたない演奏を、もし聞いてもらえたら、
どんなに幸せだろうな、って思います。

場所は50人ぐらいはいるほんとに小さな
家庭的なホールで良いのです。

そんな幻のリサイタルのプログラム。
前半はビバルディのソナタ三番、
バッハ無伴奏1番(ほんとは弾く能力があれば5番がよい)
フォーレのエレジーかラフマノフのヴォカリース、

休憩、

後半はラフソナのみ。
ラフソナはほんとに自分のいちばん憧れの曲で生きている間に一度
はちゃんと弾けるようになりたい。

アンコールにはショパンの別れの曲か
カザルス鳥の歌そして、ほんとに最後に初恋。

ブルッフのコルニドライ、ベートーベンのソナタ2番
ブラームスのソナタ1番、メンデスゾーンの無言歌も
候補の曲だけど、これ全部は時間的に無理ですものね。

演奏がおわったら、1時間ぐらいワインを飲みながら
皆さんとおしゃべりする。

実現はまず100%ないとしても、
そんなことを時々夢みています。

by hideonoshogai | 2007-03-07 19:04 | Comments(0)  

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