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ペレーニ大先生のバッハ無伴奏6番のサラバンド

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技術的にも音楽的にも、おそらく一番難しい曲であろう
この曲をいつか弾いてみたい。

3年後、5年後いや10年後・・・
どれぐらいかかるかわからないが
一生かかっても弾けないかもしれないけど
大先生のこの演奏から多くを学びながら、いつか弾けるようになりたい。

それにしてもこの難曲中の難曲をこんなに幸せそうな表情でサラッと弾いてしまう
ペレーニはやはり凄すぎる。

by hideonoshogai | 2014-03-13 23:48 | チェロ | Comments(11)  

Commented by 風琴 at 2014-03-15 15:02 x
hideo 様
行って参りました!ミクローシュ・ペレーニ!
このサラバンドを聴いてから。

コダーイのソナティナ、この1音目から、ペレーニの世界に誘われた私です。
うっ美しい~~
繊細な響き、ペレーニ自身に話しかけられているような「語り」を感じます。
続いてヤナーチェク・おとぎ話。
これもまた、ご子息との親密な対話のように優しく歌っていました。

ペレーニ先生はとっても歌っている方なのですね。間奏の間も、さりげなく弓を揺らして歌っていました。
いとも自然に、押し付けがましいところが全くなく、音が歌っています。
フランクは「演奏者本人の強い意向により」アルペジョーネ・ソナタに変更されましたが、私はペレーニ開眼のこの曲が聴けてとても幸運でした!
テンポ感がCDよりゆったり目で、それがまた、なんとも言えぬ叙情性を醸し出していました。シューベルトもこんな再現を想像したでしょうか?
ドビュッシーのソナタは最晩年の傑作なんですね。私は始めて聴きました。
フランスの古典音楽への傾倒と近代的感性が現れている・・・と解説にあります。

文字制限につき↓に続きを。
Commented by 風琴 at 2014-03-15 15:18 x
最後はバルトークのラプソディー1番、カザルスも愛奏し、コダーイを喜ばせた、とあります。2人の弟子のペレーニと愛息によって、息を吹き込まれました。
アンコールはブラームスのソナタ(番号聞き取れず)とフォーレの夢のあとに。
ペレーニ先生は音楽と神に献身しているかのように、聴く者の心を祈りへと導きます。
帰りはお疲れのところ、サイン会までしてくださり、私はペレーニ先生の深く美しい目をしっかりと見つめながら、お礼の気持ちを伝えることが出来ました。間近にお会いしてみると、柔和さよりも、感性の鋭さ、集中力の高さが、全身から感じとれるような方でした。
だからこそ・・・なのでしょう。

買い求めたCDの音が、今も部屋に響いています♪
Commented by hideonoshogai at 2014-03-15 16:09
風琴様、こんにちは!
昨夜の演奏会の雰囲気がとても良く伝わってくるレポートどうもありがとうございます。
ペレーニ大先生の生が聴けてほんとうに良かったですね。
しかも、フランクからペレーニ開眼のアルペジョーネに変更になったのも
風琴さんにとってはとてもラッキーでしたね!
アンコールを2曲というのも素晴らしいですが、ブラームスのソナタも聴けてお客さんはきっと大満足だったことでしょう。
風琴さんの感謝の気持ちをペレーニ先生に直接お伝えできた事も良い想い出になったのではないでしょうか・・。
Commented by 風琴 at 2014-03-15 16:57 x
早速のお返事、ありがとうございました!
夕べは家にたどり着いたのが23時!交感神経が働きすぎて(笑)、就寝はまさかの3時でした!
ペレーニという姓はイタリア系でしょうか?サンタチェチリアでも学んでおられますが。
息子さんのベンジャミン(ベニヤミン)というお名前もユダヤ系なのかしら・・・だとすると、継承する・・という血が納得できます。
まあ、親子がよく見つめ合うこと!
お辞儀の時も、息子を労る優しいペレーニパパに対して、お父さんの背中に手を回し、支えるベンジャミン君!
聴衆から、温かい微笑みがこぼれました。
人間性ですねぇ・・•表れますねぇ・・・

ペレーニ先生、オン年66歳。ベンジャミン君は46歳の時のお子さんですか・・・
情報が無さすぎて、プライベートはわかりませんね♪
Commented by hideonoshogai at 2014-03-15 18:02
風琴様、素晴らしい演奏を聴いた後は神経が高ぶって眠れない。
わかります、わかります。
私も⬆のサラバンドを見つけ聴いてしまった夜は
就寝後2時間で目が覚めてしまって眠れませんでした。
You tube の映像を聴いた後でさえそうなのですから(笑)。

46歳の時のお子さんとすると、可愛くて仕方がないのでしょうね。
ペレーニがイタリア系かどうかは、私も情報不足ではっきりわかりません。
Commented by 風琴 at 2014-03-15 19:21 x
サラバンド、また聴いていました!
しかも関連動画が色々と・・・・
やられました、ほとんどビョーキです(笑)
ヴォカリーズ、相当支えがしっかりしていないと、線的には歌えません・・・
今度はペレーニ先生のこの動画と共に歌ってみます。
ペレーニ先生の呼吸が乗り移って、共演ぽく録音してみたりして・・・
hideo 様のおかげで、忘れることの出来ない演奏会を経験できました!

人生は美しさに満ちているんだよ、
耳を澄まして聴いてご覧なさい、
慰めはいつもあなたの隣にあるから・・・
って伝えてくださったペレーニ先生、

お二人に心から「ありがとう」ございました♪
Commented by hideonoshogai at 2014-03-15 21:34
風琴様、こちらこそ、フィリアホールの感動の一夜を追体験させていただきましてありがとうございました。
ヴォカリーズ、私も弾きたくなりました。明日、久しぶりに弾いてみます。
Commented by pearblossom at 2014-04-10 03:55
この方の演奏初めて聴きました。なんて素敵な響きなんでしょうか。頭の中にずっと残る音色ですね。さっそく息子に教えてあげたいと思います!!
Commented by hideonoshogai at 2014-04-11 00:00
pearblossom様、ペレーニのチェロは本当に素晴らしいです。右手の脱力にはほんとにびっくりです。日本で彼のリサイタルがあるとプロのチェロ奏者が必ず数人は聞きにいらしています。そちらでもきっとリサイタルがあるでしょうから、今度是非チケットをゲットして聞きに行かれて下さい。
Commented by pearblossom at 2014-04-11 14:50
ペレー二さんを息子に紹介して、上のバッハのビデオを見せたところ、あごがガクンと落ちる程(笑)、ものすごく感動していました!さっそくペレー二さんのハイドンも聴いていました。音が透き通っていますね。こういう音を目指したい!とはりきって2階へ行きまたまたチェロの練習に取り組んでいました。素晴らしいチェリストを紹介していただいてありがとうございます!
Commented by hideonoshogai at 2014-04-11 18:32
気にいっていただけてよかったです。息子さん、早速練習に二階に行かれた、というのが凄いですね!

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