ケラスのバッハ無伴奏

東京オペラシティでケラスのバッハ無伴奏全曲演奏会を聴いて来ました。

ケラスの生音は2008年11月以来ですが、いつも通りの自然体の弾き方に
魅了されました。楽器を力まずに鳴らす、まさにお手本のような奏法。

2時開演で
1番、4番
15分の休憩
3番、5番
15分の休憩
2番、6番
終演は5時過ぎ。

3階R1-18だったのでケラスの左手と右手がばっちり見えました。
どれも端正ですばらしかったけれど、5番サラバンドと2番のクーラントが特に
印象深かった。そして6番のプレリュードの圧倒的なスケール感。
バッハ全曲を一日で全部聴ける機会は滅多にないことですが、ケラスによる
あれだけ中身の濃い無伴奏の演奏が
3000円以下で聴けるというのは、ちょっと驚きです。

今日のリサイタルの特筆すべき点をもう1つ付け加えると、聴衆が素晴らしかった。
タケミツホールはほぼ満席なのに、咳払いやチラシを捲る音などの騒音がほぼゼロ。
聴衆のほとんどがすごい集中力で聴いていたので、
(チェロ好きの方がほとんどだったということ)
ケラスも観客との一体感を感じとても弾きやすかったのではないでしょうか。

バッハを弾くヒントをケラスから沢山もらえたリサイタルでした。
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by hideonoshogai | 2013-11-16 23:51 | チェロ | Comments(0)  

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