2013弦楽器フェア

11月3日に九段の科学技術館で開催されている弦楽器フェアへ行って来た。
今年で56回目だが、今まで行きたいと思いながらなかなかチャンスがなかった。

国内外のたくさんの弦楽器製作者・会社のブースで
一度にいろいろな楽器を見たり触れたり試奏できる。

フランスから毎年参加されているらしいニコル・デュモンさんの渋い色のチェロを眺めていたら
後ろから「そのチェロはとてもいいですよ」と話かけられ振り返ってみたら
なんと倉田澄子先生だったので、びっくり。

なんでも倉田先生は毎年生徒さんと一緒にこの弦楽器フェアにいらっしゃっているそうで
このニコル・デュモンさんのチェロはあの宮田大さんもかつて弾いていたそうだ。

初対面の私のような者のために、いろいろフランス語で通訳してくださり
とても親切にして頂いた(この場をお借りして改めて倉田先生にお礼申し上げます)。
デュモンさんのチェロを試奏させていただいたが
とても反応がよく、良く鳴って重厚な響きがする。
でも、なにせ周囲のあちこちからいろんな楽器の音が
とんでくるので、客観的に音色を聴く事が困難だったのがちょっと残念。

3日は地下のホールで
辻本玲さんのミニコンサートが13:30と15:30からそれぞれ45分ずつ二回開催され
6本×2回、計12本のチェロを間近で聴き比べる事ができた。
音がすこしこもり気味のチェロ、C〜A線までバランスよく鳴るチェロ、低弦がすごく鳴るチェロ
12本それぞれ音に個性があり
どれが一番自分の好みなのか5分ぐらい聴いただけではなかなか判断できない。
特に、徳島の猪子宏明さん、埼玉のフィリップ・クイケンさん(あのバロック音楽奏者のクイケンさんのご子息らしい)のチェロが気に入り2つとも試奏させてもらった。またお二人と楽器製作のご苦労などいろいろ直接お話できて良かった。

N響の故徳永さんが最後に弾いていたチェロ(佐藤正人さん製作)が佐藤さんに師事された沢辺稔さんのブースに展示してあり、このチェロも試奏してきた。楽器がとてもよく鳴るのに驚いたが佐藤さんが製作したという弓が吸い付きが良くとても弾きやすくて2度びっくり。

そんなこんなで、あっという間に5時間が過ぎた。
来年もまた時間があれば是非行ってみたい。


追記(2013・11・22)
sakamotoさんという方がYou tube に弦楽器フェアでのチェロ試奏の様子をアップしています。
⬆で紹介した猪子宏明さんのチェロは1:50〜
佐藤正人さんのチェロは3:56〜でてきます。


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by hideonoshogai | 2013-11-09 17:09 | チェロ | Comments(0)  

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