1年ぶりのレッスン

昨年4月にクンマーのチェロ2重奏作品22の1を見ていただいてあと
五十肩になってしまって、ずっと休んでいたレッスンを1年ぶりに再開した。

今回は作品22の2番
1番よりもずっと難易度があがっている。

これまで随分時間をかけて何ヶ月も練習していたのに
師匠の前でいきなり弾くと右手が萎縮してしまって、音は切れる、音程はぼろぼろ。
弾きながら、「なんでこんなに最低の音しか出せないのだろう」と自分が嫌になってしまう。

でも師匠はそんな自分を一層萎縮させてしまうような教え方は決してしない。

今回も自分が1stのパートをまず一人で弾きいろいろ修正していただき
最後に師匠が2ndを弾いて合わせた。

1楽章。
出だしの4小節テーマはもっと駒よりで響く音で弾くこと。

そう。

師匠からいつも言われるのは音の出し方のこと。

チェロは左でなく右手で弾くこと。
常に楽に弾くこと。
駒よりで音が一番楽に出せる(=一番響かせられる)ポイントがあるので
その感覚と場所を覚えること。

けれど、けっして力んで大きな音をださない。
音をつぶさない。
音をかすれさせない。

ダウンからアップとボーイングのかえしのとき音が切れないように
滑らかに音が繋がるように。
元弓での弓の滑らかな返しは一番難しいテクニックかもしれない。

29小節。
スラー付きの3連符は最初の音をテヌート気味にすると弾きやすいし、音もはっきりする。
37小節。
付点のリズムがあまい。16分音符にスタカートがついているので音を切る。

2楽章。
全体にもっとゆったりしたテンポで。
43~45小節。
16分音符をあわてて弾かない。
特に左手がばたばたしないこと。

3楽章。
冒頭の主題は1楽章の頭とおなじ。
もっと駒よりで一番響くポイントを探す。
ポジションが高いときは駒よりで弾かないと音がカスレル。

今回は1~3楽章まで全部見ていただけた。
師匠が2ndを弾いてくださる時が、一人で弾くよりもずっと弾き易いし
なにより師匠とこの曲を一緒に弾けること自体が幸せだ。

師匠の音にあわせこちらも音の表情をいろいろ変えているつもりだが
果たしてどうだろうか。

次回からはレッスンを録音させていただいて聞いてみるのも良いかも知れない。

3楽章が終わったら開始から2時間が過ぎていた。
とても充実した時間だった。

今回指摘していただいたことを忘れないうちに復習せねば。
9月の発表会で、このkummer作品22の2番を師匠と一緒に全楽章弾く予定。
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by hideonoshogai | 2011-05-23 16:55 | チェロ | Comments(2)  

Commented by thallo at 2011-05-23 22:02
レッスンの復活おめでとう! 私も先生が香港に行ってしまってからもうすぐ1年。。全然レッスンをしていません。やっぱり時々見てもらうだけでも違いますよね。ちゃんと探し始めよう、そう思っています。
9月に発表会! 頑張ってね。きっと引き応えがあって大満足できると思います。応援していますね。
Commented by hideonoshogai at 2011-05-24 12:27
thalloさん、こんにちは!
久々のレッスンで緊張しましたが、やはり指摘されることがどれも納得する事ばかりで、やはりレッスンは大事ですね。
発表会までの3カ月、じっくり練習したいと思います。
応援ありがとうございます。
ところでkummerって人は、最初はオーボエ奏者だったんですが、途中からチェロに転向してかなりのチェロ奏者になったんだそうですよ。

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