初コンサートはチェロ2重奏

2006年からの連続企画で毎年正月にバッハ無伴奏組曲を1曲ずつ弾いていく川井真由美さんの
「バッハ無伴奏チェロ組曲連続演奏会」。

今年はいよいよ6番。
2番3番は聴いていましたが、昨年、一昨年は聴けず今回が最後なので必ず聴かなきゃと
案内が来たその夜すぐにチケットを予約。

会場は住宅街の中にある40人しか入らないこじんまりとした小ホール。
ほんとに川井さんの息遣いまで聞こえてくるほどの近さで
演奏を聴くことができました。

チェロ弾きにとってバッハ無伴奏6番はもっとも嫌な(←あらゆる面で難易度が高いという意味)曲の
ひとつですが、川井さんのバッハは自然でとても聴きやすかった。
プレリュードでは結構緊張されて弾いているのがこちらにも
伝わってきましたが、サラバンドではたっぷりとした響きでゆとりが感じられました。

休憩のあとは
西谷牧人さんとのチェロ2重奏。
これはもうバッハ無伴奏の緊張感から解放されて
実に楽しげな演奏でした。
まるで東京交響楽団内のサンサンブル大会に潜入してお二人の演奏を真近で聴いているような
錯覚を覚えました。

曲はボッケリーニの2重奏
バルトーク(2台のヴァイオリンのための44のデュオ)から10曲

からかう歌
虹の踊り
クッションの踊り
ルセニアの歌
新年のあいさつ
おとぎばなし
ルーマニアの歌
あそび
結婚式の歌
ルセニアの踊り


おそらくこのバルトークはブルグミュラーの練習曲のようにそれぞれの曲に
いろいろ副題をつけた短い練習曲集
でも一曲一曲がとての魅力的。

最後はクープランのト長調の2重奏。

アンコールは
1曲目がモーツァルトのインバースーカノン
2曲目が「Tango triste」これがえらくかっこよい曲でした。
そして
3曲目は
バッハ無伴奏1番の伴奏にのった「白鳥」
これは初めて聴きました。


終演後、川井さん西谷さんを囲んで懇親会があり
いろいろお話することができました。
西谷さんはハナニさんの事を良くご存じで
「東京交響楽団をバックにハナニさんのコンチェルトを是非聴きたいです」
と図々しくもリクエストしてしまいました。
いつか実現するとよいけどなぁ~。
[PR]

by hideonoshogai | 2011-01-08 22:37 | チェロ | Comments(0)  

<< A線の響き 新年にあたり >>